今の中高生は桜井和寿の声よりも初音ミクの声を多く聴いてるんだからなぁ…時代だなぁ…と感慨に思ったので適当にメモ
僕も初音ミクは可愛いと思うしめっちゃ好きなんだけど、歌い手が歌ってる動画に「ミクのほうが数倍いい」とコメントがついているのとか見るとむむむとなる。
この違和感の裏には、初音ミクは楽曲の骨子として、あくまで誰にでも編集できる便利なサンプリングツールの位置に留まってもらって、肉付けは歌い手が担ってほしいと、旧時代のリスナーとしてはこれを最後の防衛線として譲りたくないというのがある。
ボカロと人間のどちらが優れている、という話ではないのだけれど…いや、心の中では機械が人間に取って代わることに抵抗があるのかも。
歌唱に関しては人間のほうが優れていて欲しいと願っているし、バーチャルアイドルがスターの上位互換と扱われてしまうことにはやっぱり違和感があって、生身の人間がスターを演じて歌唱力で魅せる素晴らしさみたいなものは永遠に評価されて欲しいと思っている。ので、人工物が人間の上位互換とする考え方が苦手だと思った。
後コレは全然関係ない話なんだけど、僕はボカロ楽曲がちょっと苦手。多分、若者のニーズに合わせた結果?楽曲が申し合わせたように早口かつ仮想世界的になるのが、新しすぎて馴染めない。
それはどうしてなのかと考えたのだけど、若者の音楽の捉え方が変化しているからなのかと思う。僕らとか多分親の世代って割と自分の記憶と歌詞を結びつける聴き方が主流だったと思うんだけど、最近の中高生はアニメみたいに、現実とはかけ離れた世界を体感するために音楽+PVを楽しんでいるのかも。新世代に取り残されていく気分だ…。(あともしかしたら初音ミクに歌わせるにあたって早口のほうが調教しやすくて誤魔化しがきくとかあるのかな。)
要するに、ボカロの台頭で人間が否定されていく少数意見に対する違和感と、新世代の音楽観においていかれて寂しいなという気持ちです。といってもまだまだ素晴らしいスターもいますし、差し迫った問題ではないので、チラシ裏のつもりで書いておきます。
後半読んで、俺がボーカロイドを嫌ってるわけじゃないけど、ボカロ曲を気に入らない理由がわかった。 なるほど、早口・仮想世界・音楽+PVって要素になじめなかったからか。 商業...