いや死ぬのもアリなんじゃね?
原因は教授の指導態度,本人は「学生に考えさせるべき,答えを与えない,教育はこうあるべき」な方針だった.
それだけならいい,教授と議論すると当然意見の食い違いが出る.
そこで人格を,これまでの努力を否定される.これがとても恐い.
たぶん激励のつもりなんだろう,過去に退学者や自殺者まで出してるのにその”激励”を止めない.
しばらくは恐いのを我慢して議論してたがとうとう話せなくなり研究が進まなくなり大学を休みがちになった.
「正しいことを考えている自分こそが正義」な人だったんだろうな,
学生が心身すり減らして修了すると「ウチを出れたんだからどこでも生きていける」と笑顔で送り出す.
退学者が出たら「あいつは研究に向いてなかった」.オメーのせいだよ
人間が死ぬにはいくつかパターンがありそうだけど,私が経験したものは,一言で表すと「考えるのが面倒になった」
もう教授と話したくない,もう研究したくない,ああ大学を辞めようか,就職はどうしよう,こんな落ちこぼれが生きていけるのか.
どう会社を探せばいいのか,面接でどう言い訳しようか,そもそも家族にはどう伝えるのか.
”今”は楽しくなかった,”将来”に向けて頑張っていたけど希望が絶たれた.
今も将来も解決しなければいけないことだらけで考えるのが面倒になった.
退学して生きるか,死んで終わらせるかは等価値.生も死も等価とかどこのカヲル君だよ.
ほんの少し,生きる方向に気持ちが動いて,
しばらく大学休んで美味しいもの食べたり昼の公園でずっと読書してた.
ブックオフとかで”逃げ出したくなったとき”みたいな本いくらでもあった,騙されたと思って買った.
そんな本読んでたら「逃げてもいい」,「失敗してもやりようはある」みたいなことが書いてあって救われた気持ちになった.
やり直してみようかなと.
ああいう本って「逃げてもいい」とか直接的に書いてある本と,誰かの人生の経験を交えて書いてある自我伝みたいなのがあるね.
後者もためになるかもしれないけど,心が荒んでると読む元気がないから前者にするといいよ.
かつて「会社を辞める理由で人間関係が多い,他人のために辞めるくらいなら部署を変わるなりしなさい」というアドバイスを貰ってなかったらたぶん死ぬか大学を辞めていた.
大学のお偉いさんに「チェンジで」って言ったら教員変えてくれた.なんでも言ってみるもんだ.
幸か不幸か今は生きていて,人生としては挫折だとか色々考えたりとかでいい経験になったと思う.二度と経験したくないけど.
ただ,何かで失敗した時にふと死にたくなるようななっちゃった,治せないかなこれ.
今を楽しむ趣味とか恋人が見つけられたらいいんだろうか.まっこまっこりーん☆
いや趣味あるんだけどいざ死ぬ段になると,死が趣味に勝るのよ.魅力的なの.
思い返せば幸せな人生だった,この先面倒なら趣味とか些細なことでもう思い残すことは無いなって.臓器提供?この肉体は私のモンです,墓場まで持って行きます.
似た境遇の人とかなにもかも面倒になったが居たら,
思い切ってチェンジするか辞めるか死んでみたらいいと思う.