http://anond.hatelabo.jp/20130306163244
↑これ読んで。
2010卒の文系F欄です。氷河期の走りの就活、ということで、前例が通用せず手探りでやってました。
自分は70社ぐらいエントリーして150回ぐらい面接してようやく中小に引っかかった出来損ないです。
でも、GDは30回以上受けて、何もわからなかった最初の1回しか落ちてない。GDはコツさえつかめば簡単だよ。少しでも参考になればいいな。
・顔合わせの段階で雑談をしとく
説明会とか開始前の段階で、ある程度なごやかな雰囲気を作っておくと後が楽です。
どこ住みですか?大学で何やってます?就活辛いですよね~ ぐらいのものでOK。
開始時間になったら「みんなイイ人そうで良かった~今日は頑張りましょうね!」で〆
・役職にはつかなくていい
誰もやりたかがないとかなら別だけど、リーダーとか司会とか発表係とかは別にやらないほうがいいです。
役職につくことで上手くアピールできるならいいけど、失敗した時のリスクが大きいので。
やりたい人にやらせてあげよう。
・時間を決めておく
誰も学生のご高説が見たくてGDやってるわけじゃないので、この辺はありきたりな内容でも全然大丈夫。
むしろ、そのグループの雰囲気に合わせて無難なことを言う方がリスクは低い。
よくある失敗パターン「熱くなって喋りすぎた」からわかるように、「意見は言わないでよし」ぐらいの心もちのほうがいいかも。
・「議論を発展させること」が最大のポイント、それも「和気藹々と」!
浅い意見こそ、「くだらねー」と思わないこと。
突っ込みどころ満載な意見のほうが、こちらもいろいろ指摘しやすい。むしろ「ラッキー!」と思うべき。
ただしこの時皮肉ったり論破したりしてはダメで、まず適当に「なるほどね~」と言っておく。
「なるほど」の後に「んじゃ、こういう場合はどうしよう?」と突っ込みを入れる。
ここで自分の意見はあまりいらない。あくまでも他人に喋らせる。
それに対して意見がきたら、また「なるほど~」→「じゃこれは?」
・まとめてみる
人の出してきた意見を「~~、ということですか?」と短く反芻する。
「いや~すごくいい議論になりましたね!ありがとうございました!」
こんな感じ。
書き出すとわざとらしいですが、これを自然にできると驚くほどみんな喋ってくれます。
そして、大抵自分が想定する議論、結論を導き出すことができます(自分がそう誘導的な突っ込みをしてるんだから当たり前か)。別れ際には同じチームの人が「今日はすごく楽しかったです~」「今までで一番出来がよかったですよ~」なんて言ったりするので、意外とみんな気づかないみたいですね。
その後の面接でも大体、「君のGDの評価がすごく良くてね~」と言ってもらえました。
もちろん、社会に入ってもこれが通用するとは思いませんが、少なくとも学生相手の、就活という場でだったら十分です。企業が求めるコミュ力って、自分はこういうことなのかなと思っています。
つまるところファシリテーターやってたってことになるな。 案外社会人になっても重要なスキルと思うよ。