★図書館のリサイクル本で「放課後のジャンヌダルク」というラノベがあったので、
(小説以外の本だと、内容をメモりたくなるので、お風呂じゃ読めない・・・)
「バブル期って、こういうラノベでも、ちゃんと売り物になったんだなあ・・・」
要約すると、
不可解な事件がいろいろ起こるが、原因は「ヒロインを巡る争奪バトル」。
ヒロインが好きな男の子を「ワナに嵌めよう」という陰謀ですな。
「私みたいな、普通の女の子が原因で、皆こんなに争うなんて・・・」と独白があったが、
「素直に、自分の可愛さを認めなさい」と、風呂の中で、何回ヒロインにツッコミ入れたことか。
また、文体も稚拙そのもので、これだったら、今ケータイで無料で読める、
ほぼ同時に「池袋ウエストゲートパーク」も読んだため、
このレベルの小説でも、文庫本になって、作者がプロとして生活できてたって、
ネット紀元前の時代って、つくづく「いい時代」だったんだろうなあ。
一人くらい、
とか
やはり
やはり中国古典辺りを愛読書にしとかないと、社員に示しが付かない」という
「ポジショントーク」なんだろうか?
高尚なお仕事してる実業家が、 虚業の極みたる小説の中でも、特に若者という低俗な層に向けて書かれたものを持ち上げるなんて、 そんなことできないでしょうよ。