ふと、今までの人生を振り返った。
今年で28歳、そろそろ『おっさん』と言われてくる年なのかもしれない。
別段、人生を振り返るような年齢でも無いように思うが、
何となく振り返ってみた。
そうすると、気づいてしまった。
友人と呼べる相手がほとんどいないことを。
別に数ではないと思っている。
しかし、段々と人と疎遠になっているように思う。
理由を考えてみた。
僕は、その頃は携帯を持っていなかった。
これはよく覚えている。
同じクラスの友人が携帯を持ってきていて、突然着メロが鳴り出した。
しかし、周りの友人は『インターネット』をしている人間ばかりだった。
僕は羨ましいとは思わなかったが、興味が湧いた。
『こいつがこんなにまで面白いと感じるものとは一体どんなものなのだろう?』
大学受験が終わった時、僕は両親にお願いして『インターネット』を導入してもらった。
そして、父親のノートパソコンで毎日のように掲示板やチャット・Eメールで人と交流していた。
いつものようにインターネットで遊んでいたら、突然パソコンが動かなくなった。
何度も電源ボタンを押したが応答はなかった。壊れたのだ。
僕は非常に焦った。なぜなら、メールはローカルにしか置いていなkった。
アドレスも全てローカル。(当時はネット上に保存できることを知らなかった)
この事件のせいで僕は知り合いのアドレスを大半失くしてしまった。
メールをくれた人もいたが、高校の頃の友人は特にメールする間柄ではなかったので、
年賀状を出そうと思ったが、この頃から卒業アルバムに住所が掲載されなくなっていたので、
完全に連絡を取る手段が失くなっていた。
(ロクにパソコンも使わないしネットもしない奴が何を・・・・と今でも思っている。)
僕のメールは通信会社のものを使っていたので、いきなりログインできなくなった。
アドレスはローカルに置いていなかったので、更に友人のアドレスが減った。
これらのことがあって僕は友人が少なくなってしまった。
連絡をとれる友人が10人以下だということに凹んだ。
学生の頃を思い出して更に凹んだ。
もう一度話したい人がいる。
『キューピー』と呼ばれていた彼は一体何をしているのだろうか。
教室に一番乗りをしていた日々が懐かしい。
あれだけ仲が良かったが、学校以外では全く遊ぶことがなかった。
僕の家が遠かったこともあるが、今思うともっと遊んでおけばと思う。
話は脱線したが、周りに人が居ないと寂しさを感じやすくなるのか、
話す相手もいないので、此処に書いたが整理出来ていない。
嫁とけんかしたんか?