よくわかりますよ、あなたの気持ち。自分も似た様な感情に悩んだ経験があります。
自分は、西洋の古典的な小説に感銘をうけて、もっと知りたいと思うと同時に
日本の土着の信仰につても魅力的に感じて、これは両立できないなぁ…と困っておりました。
そんな感情を背景に持った状態で、ある時、人生に大きな困難が降り掛かりまして
変な新興宗教に掴まる前に、自分が納得する宗教宗派を選ぼうと思い立ちました。
せっかくなので、かねてより興味のあったキリスト教にしようと決め
宗派による違いを調べ、教会が近くにある場合は足を運び、最後に一つの宗派を選びました。
日曜のミサにしばらく通い、その後に洗礼の準備のための聖書の勉強会にも通いました。
その後、人生の困難が落ち着くにつれ、教会からは足が遠のいてしまい、
結局洗礼は受けませんでしたが、今でも良い経験だったと思います。
以上のような経験をふまえ、増田に伝えたいことは、以下の通りです。
●日本におけるキリスト教コミュニティは西洋のそれとは大きく異なる
宗教的である以前にマイノリティ団体としての側面を強く感じます。
都心部なら、まだ増田のイメージに少しは近いところもあるかもしれませんが
少し郊外や田舎になると、老人ホームとボランティアのような雰囲気も珍しくありません。
教会のコミュニティは代々キリスト教徒として育った人が大半を占めます。
大人になってから自ら門を叩く人は、大変珍しいです。
あなたが教会で仲間として認められるためには、洗礼をうける必要がありますし
洗礼をうけた後も、教会員としての役割を人一倍こなすことが求められるでしょう。
キリスト教的には、私のような日本の伝統的宗教に価値を持ってる人も無神論者のようなものです。
それでも、事情を話して知りたいと言って訪ねて行けば、みなさん丁寧に対応してくれました。
そして、だんだんと足が遠のいても、ほっといてくれました。
時間のある学生のうちに、実際に自分の目で見て確かめてみるのも悪くないと思います。
ブコメ等で指摘されてる、恋人ができれば解決する、ってのもまた事実でしょうが