そろそろ飽きたので勝手にまとめまーす。
世の中には、ホームレスを集めて、住む家だけを用意し、
そのホームレスの代わりに生活保護を取得して一部をピンハネするビジネスがあります。
studygiftは、これと同じ構図です。貧しい学生を集めて、彼らの代わりに学費を集め、
その一部をピンハネするビジネス。貧困ビジネスそのまんまです。
話題の坂口綾優さんは、既に100万円近く学費を集めたそうですが、
はたして次の人は、100万円いくでしょうか?もしかしたら、30万円しかもらえないかもしれません。
私立の大学だったら、どこもだいたい学費は一緒ですが、100万と30万の差。この差はなに?
同じ学費が必要なのに人によって貰える学費が違う。これはAKBの総選挙とまったく一緒のエゲツない人気投票。
総選挙で名前すら呼ばれないAKBメンバーの気持ち、学費をまったく貰えない苦学生の気持ちはどんなもんだろう。
AKBは、まだ芸能界だったりエンタメの世界ですが、教育・福祉の世界でこれをやるとはね。
一番どうでもいい点だけど、一番騒がれたのが、このエントリー第一号の女子学生の資質。
「経済的な理由で大学を諦める・・・」とサービスがうたっているのに、理念を台無しにするミスマッチな人選。
エントリー第一号が、東北の被災地出身の大学生だったら、今のような炎上はなかったのにね。
ネットで炎上したら、そのデータはずっと残る。もし、結婚したら相手の親族にも見られる。
サービスとのミスマッチでおきるリスクにしては、あまりにもおおきすぎないか。
楽に学費を集められてラッキーなんて思う方もいるかもしれませんが、そんなに甘くはない。
今後、学費をもらった人は、その行動を全てネットで監視されることになります。
旅行にいけば「その金はどこから出てるんだ?」と詰問されること間違いなし。
もし、さらに留年なんていうことになったら、出資者がアンチに変わることだってありえます。
金を払えば何をしても、何をいってもいいという人も世の中には沢山いますからね。
このstudygiftは、「学費」をもらうかわりに「自由」を売ることになると考えた方がいい。