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はてなキーワード: 永劫回帰とは

2013-07-24

ニーチェの思想は、ニーチェが言う通りなのか

 永劫回帰

 という思想がある。

 宇宙物質が有限なら、宇宙物質は超長期では、同じ物質の位置を同じ物質が占める。 ということが起こるだろう。

 そうすると、私たちが、今死んだとして、また超長い年月を経たあと、私たちはまたこの物質構成をやりなおす。  つまり宇宙は延々繰り返されているのだ。

 という思想です。

 これ、ニーチェはどのくらいガチで言っていたでしょうか? ガチで言っていました。

 ニーチェ物理にまったく造詣が無く、完全に勘違いしていた。 というのは現在示されています

 なぜ永劫回帰

 ニーチェはこの思想に震えたのですが、これを受け入れる方がいいなと感じました。

 宇宙が循環するように、また人間の理性も循環すると捕えました。

 「生きるために働く」→「働くことでお金を得る」→「お金を得ることで生きられる」→「生きるために働く」→。。。。

 というように、ループせざるを得ないわけです。

 もちろん、これにもループ脱出の答えがちゃんとあって、それが、「神」です。 神を原点に置けば、人間の理性を循環なしに理由つけられます

 花が美しいのは、神がそうしているから。 人間が働くのは神がそうしているから。

 ととらえる発想です。

 これを否定したいとニーチェは思いました。

 なぜ神を否定できるのか、「宇宙は循環しているから」とニーチェは考えました。

 ということで、永劫回帰という思想を生み出しました。

ニーチェ宇宙永劫回帰を信じていたが

 ガチで信じていました。

 ただ、本の中では、「う~ん、、、でも本当かなあ」とも書いています

 書いていますが、上記のようにニーチェの思想は完全にこのことをもとにしないと、「神は死んだ」とならないわけです。

 ならないのですし、彼自身物理に詳しくなかったので、あいまいなまま、ガチで狂信していました。

 というのは、ジル・ドゥルーズの論争からはっきりしているのですが。

 このあたりのあいまいさと狂信を理解できない人が多くてびっくりする。

本人が書いたことは理解可能か?

 不可能だと思います

 特に哲学おいては、著者が創造的なほど、学問的に整備がなされるまでは理解できません。

 何らかの数学証明がなされたとして。その近縁の諸事象証明されて学問的にはっきりとした一分野として成立するまでは、意味が確定できないからです。

 その人の言っていることの、だいたいは正しいとわかりますが、細部や例外など、様々な整備がなされないうちは、学問の1つとはとらえられません。

 そして、ニーチェ永劫回帰は、物理的な意味は否定されますが、思想は正当だと現在とらえられています

 ニーチェ自身の主著の中での、永劫回帰蓋然性の取り扱い自体は、ニーチェが書いていたとしても、近縁の研究が否定しています

 これが理解できずに、「ニーチェの主著を読んだから俺はニーチェをわかる」というのはおかしく、「ニーチェ研究まで含めて理解している」という状態で、はじめてニーチェを語れるわけです。



<追記>

 自分は、自分が正しいと言うつもりはありません。

 自分も間違っていることもあるかもしれません。

 遠慮なくたたいてもらっていいです。

http://anond.hatelabo.jp/20130724124424

元増田です。

まったく本旨と関係ないが、ニーチェ面白いよな。

人間の理性は循環している」というのがかなり衝撃的だった。

家族のために働く」→「家族がいれば頑張れるからだ」→「だから家族のために働く」→、、、、

と、人間の理性では、物事はほとんどすべてループしてしまう。

であるから、神を人間は求めがちだが、こういうループをそのまま受け入れる「超人」になるのだ。

という思想(よく、永劫回帰と言われるが、ニーチェはこういう思想を語りたかったわけで、永劫回帰物理に詳しくないニーチェミス、方便)

2013-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20130121001007

文学作品よむんじゃなくて、哲学書とかの方が直接的にこの問題を扱ってるんじゃない?

読んだことないから具体的にはアドバイスできないけれども、

ニーチェって、キリスト教なんて糞食らえ的なこと言ってませんでしたっけ?

神は死んだとか、永劫回帰とか。

悩みは無くならないかもしれないけど、

信仰があった所で解決もしないなとか思えるようになるかも。

2008-12-03

ニセ科学批判について読んでいく中で出てきそうな人物

ふま/比ヤング

荒らし

自作自演する。他者を騙る。自他の書き込みをコピペして回る。

一見まともなコメントを残すこともあるが、その意図するところは荒らしである。

a.k.a. うま、室井健亮、apj_yamagata(apj氏とは無関係etc.

継続的に使用するハンドルネームがある一方、捨てハンドルも多用する。

また、名前欄にハンドルとはいえない文章・タイトルを入れたりする。

例の人、あの方、F、一人永劫回帰氏などと呼ばれることも。

参考: 「ふま」一族の陰謀(と、いっても個人)

論宅/merca

メタぶりっこ

社会学を標榜する自身のブログに於いて、ニセ科学批判批判エントリを書き続けている。

具体論を避け、的外れ一般論に終始する。人の話は聞かない。

言及を始めたのは2007年夏。他サイトへの書き込みはしないようだ。

書き込み名はmercaだが、論宅と名乗る。

参考: さすがに呆れ果てた 「事象の地平線」過去ログ倉庫

SSFS

粘着さん。

Yahoo!掲示板に常駐し、ニセ科学批判者を耽す。

kikulogのマイナスイオンドライヤー関連エントリ誕生

「私が知りたいから貴方たちが調べろ」と言い続け、1000レスを消費したのち、コメント禁止になった。

ニセ科学批判について書かれたエントリコメントすることも多い。

Yahoo!掲示板IDはssfs2007。大先生と呼ばれることも。

参考: SSFS大先生が馬鹿な理由(追記あり) - 『digital ひえたろう』 編集長の日記★雑記★備忘録

ABOFAN

ビリーバー

血液型ファンサイト「ABO FAN」の中の人サイト名と同じハンドルネームである。

kikulogに初めてコメントしたのは2007年5月だが、活動暦は長い。

論理破綻が激しく、論理破綻しており、破綻した論理を展開する。

知っている単語を繰り返す。意図しているかは不明だが、クオート・マイニングを駆使する。

血液型について書かれたブログなどにコメントすることもある。

参考: ABO FAN Blog:王様は裸だ!Annex:So-net blog



他にいたっけ。

参考ページは結構てきとうです。

変なとこあったら教えてください。

2007-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20070508225749

ニーチェに聞いてみるしかわからないだろう。

単純に凡てを超越しようとする思想だと考えたのだけど、どこから愛という概念が出てきたのだろうその人は。情熱が薄れ、調べる気力も失った今では読む気もしないけれど気になるな。

超えた超えた超えたら戻ってきたで永劫回帰

超えて超えて人間はやってきた、そしてこれからも超人思想&超えるからこそ人は進んでいく、立ち止まってはいけない超人思想

立ち止まり愛する事?はどうなんだろう、個人的に熱望や否定から始まる思想な気がしたのだけど、愛ねぇ。ニーチェと愛か。

2007-02-18

永劫回帰

http://anond.hatelabo.jp/20070218144839

増田ペシミズムを超克する。

増田は無数におり、話題は有限である」という前提に立ち、無数の増田が思いつく有限の話題を組み合わせたものがはてな匿名ダイアリーであるならば、現在の議論と似たような議論が過去存在し、あるいは将来も再度全く同じ組み合わせから構成される可能性について示唆している。ニーチェにおいて、このはてな匿名ダイアリーの円環的構造は、たんに存在論的なものにとどまらず、自由意志の問題と結びつけられる。すなわち、永劫回帰はしばしばペシミズムと結びつけて語られるが、その一方で、同じような議論が何度めぐり来ても、いまここにあるエントリーがかくあることを望む、という強い生の肯定の思想でもある。その意味で、永劫回帰は生の苦悩を超出している超人にのみ引き受けることが可能な、存在と意志との自由の境地である。永劫回帰はたんなる宿命ではなく、自由意志によって招来されるはてな匿名ダイアリーの根源的なありようなのである。

(参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E5%8A%AB%E5%9B%9E%E5%B8%B0

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