2024-04-09

ピーチは、オンラインチェックインができない!

ピーチでは残念ながら、オンラインチェックイン対応していません。

オンラインチェックインとは、航空会社ウェブサイトの専用ページで予約番号や氏名などを入力し、搭乗手続きができるサービスです。

オンラインチェックインは、事前にチェックインを済ませることで、空港チェックインカウンターに寄らずに保安検査場に直接進める便利なチェックイン方法です。

搭乗者がストレスフリーで搭乗できるというメリットがあり、ジェットスター香港エクスプレスエアアジアといった国内外LCCで導入が進んでいます

しかし、ピーチコストカット理由オンラインチェックのシステムを導入していません。

オンラインチェックインシステムコストがかかり、アプリを作るのも手間とコストがかかると言います

このことからピーチは、「搭乗者は空港自動チェックイン機でチェックインしてもらった方が経営上の費用対効果が高い」と判断し、オンラインチェックインシステムを導入していないようです。

インターネット検索情報を見る限り、今後もオンラインチェックインシステムを導入する見通しは立っていません。

このため、ピーチチェックインする場合は、空港に設置されている自動チェックイン機を使いましょう。

機械操作何となく面倒だな…」という印象を持たれる方がいそうですが、心配はいりません。

ピーチ自動チェックイン機は、画面上にはじめから「ご予約時に取得したバーコードリーダーにかざしてください」との表示があり、実際に予約確認書のバーコードをかざすと、予約内容の確認を経て、ものの5秒で搭乗券を入手できます

多くの空港では、自動チェックイン機の近くにグランドスタッフがいますので、「チェックインできない」という場合は救いを求めましょう。

ピーチでは、スマホによるチェックイン可能

上記で述べたようにピーチでは、スマホによるオンラインチェックインはできませんが、自動チェックイン機を使うとスマホでもチェックインすることが可能です。

自動チェックイン機でチェックインする手順は簡単

メールで送られてきた予約確認書のチェックインバーコードの部分を、スキャナーに当てるだけです。

これは、印刷した予約確認書で行う方法共通しています

スマートフォンは画面の仕様スキャナーに反応しづらいことがありますが、その時はスマホ画面を指でスクロール(拡大)するなど工夫してみましょう。

ピーチでは、乗り継ぎ時に再度チェックインする必要がある

この章は、本記事の中でも必読の章かもしれません。

なぜなぜ、これから紹介するスルーチェックインサービス航空会社一般的サービスからです。

スルーチェックインサービスとは、出発する空港で最終目的までの複数の搭乗手続きを一括して行うサービスのことです。

搭乗者は、目的地までの座席指定ができ、預け入れた荷物については、乗り換ぎ時に預け直すことなく、最終目的地で受け取れます

LCCではジェットスターエアアジアグループがこのサービスを導入しています

例えば、ピーチ関西国際空港から韓国釜山を経由し、そこで乗り換えてオーストラリアシドニーに行く便に乗るとします。

普通航空会社であれば、最初に搭乗する関西国際空港でのチェックイン時に、釜山からシドニー行きの便も一括して手続きするので、釜山で再び荷物を預け直す必要がありません。

しかし、ピーチでは、釜山に着いたらターミナルに行き、再度チェックインして保安検査を受ける手間が発生します。

関西国際空港で行った出入国および通関手続きと、荷物の預け入れも再びしなければなりません。

こうした手続きは、煩雑です。

このことからピーチで乗り継ぎを伴う国際線に搭乗する場合は、時間に余裕のある旅程を組みましょう。

乗り継ぎに必要時間は、一般的国内線同士なら90分、例えで挙げたような国際線同士や、国際線国内線の乗り継ぎの場合は2時間と定められています

しかし、この時間は、悪天候や機材の不備などで遅延が発生した場合に、航空会社補償する際の指標であり、絶対的指標ではないことを念頭に置いておきましょう。

ピーチの遅延率は20%前後とされていますから、なおさらです。

なお、スルーチェックインサービスがないことは悪いことばかりではありません。

このサービスがない航空会社チケットは安くなることから、「国内LCCチケット最安値水準」とされるピーチの評判につながっているとも言われています

ピーチは、代理人・本人以外のチェックイン可能だが、好ましくない

前述の通り、ピーチでのチェックインは、自動チェックイン機を使います

イメージして頂いたらわかると思いますが、自動チェックイン機でのチェックインは、スキャナーを使ってバーコードを読み込ませるだけですから、近くにいるグランドスタッフが止めない限り、バーコードさえあれば誰でも可能です。

この方法は、国内線でのみ使えますオンラインチェックインがないピーチ場合代理人や本人以外によるチェックインは、搭乗者に時間の余裕がなかったり、空港に到着する時間が遅れたりしている場合有効でしょう。

しかし、こうしたチェックイン方法は、本人以外が飛行機に搭乗してしまう恐れがあります

実際、海外航空会社では、チェックインカウンターで本人によるチェックイン義務付けている航空会社もあると言われています

一方、国際線では、どうなっているでしょうか。

結論から言うと、国際線では本人以外はチェックインができません。

なぜなら、国際線は、テロ犯罪者海外逃亡といった事態を防ぐため、チケットを持っている本人以外は搭乗できないよう、空港本人確認が厳しく行われているからです。

ピーチでも、自動チェックイン機でのチェックインにおいて、予約確認書のバーコードを読み取らせた後、パスポート顔写真があるページをスキャンさせる行程があり、本人以外によるチェックイン原則できないようになっています

ちなみにピーチには導入されていませんが、オンラインチェックインであれば、国際線であっても本人以外によるチェックインができてしまます

例えば、ANA国際線オンラインチェックインを見ると、事前に必要情報は、予約番号、チケット番号、会員番号の3つだけです。

本人以外でも簡単オンラインチェックインできることがわかります

ただ、オンラインチェックインした後、預ける手荷物がある場合空港チェックインカウンターで預ける手続きをするため、その時にパスポートによる本人確認が行われますhttps://www.airticket-center.com/peach/blog/about_check-in-2/

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