私は今流行りの映画ジャンルに身を置いている腐女子である。が、今回そのジャンルのカプは特に見ていない。
なぜなら、この作品はW男主人公の作品なのだが、片方が(最近話題にもなっていた)愛妻家・既婚者に該当するからだ。ここまで書いたらなんのジャンルかわかる方も多いかと思う。
ただ私は現在、既婚者BLではないところで非常にしんどい思いをしている。
それ、性的虐待だろう。養父が受けでも攻めでも、止められない・拒否できない時点で虐待だ。万が一にでも他人にバレて関係を通報されたら捕まって思い罰を受けるのは養父側である。
好きなキャラクターを犯罪者にして何が楽しいのだろうか。そして、犯罪者にしている自覚が腐女子たちにはあるのだろうか。性的虐待描写有り的な注意書きを見たことないので怖い。
二次元の出来事と三次元の事情を混同する人の方が区別できてないとはよく言うが、区別どうこうではなく、好きなキャラクターを性犯罪者にされて不快じゃない人間、いるか???いや、いるからこうなってんのか。本当に、とてもとてもしんどい。
更に、この作品はストーリー中実際に「性的虐待を受けていた」少女が出てくる。その少女さえ、性的虐待によって生まれてきた子なのだ。
その風習は作品内でもおぞましい因習として描かれ、先述した養父にあたる男は、その事実を知って嘔吐する描写がある。
また、この男は子どもを守るものとして認識していることが徹頭徹尾ブレることなく描写され、少女に言い寄られても最後まで靡かなかった。(もちろん相手が少女という以外にも本人に色々事情はあるのだが、割愛させていただく。)
映画は前日譚であり、本来はTVシリーズが元となっているのだが…そちらでも、息子は大切に育てられたことが何度も示唆され、よき養父だったことは明らかだ。
子は宝であり未来をつなぐ希望である、というメッセージ性が含まれている映画に出てくる、しっかりした倫理観を持つW主人公の片割れ。
そんな男が、二次創作で、育ての息子と体の関係を持つのが流行っている。
本当に信じられないし、怖い。
穴と棒があればなんでもいいという感覚が怖い。
この映画を見て、キャラクターがエロいからどうにかカプにしたい以外の感情を持たないのだろうか。
こんな素敵な素晴らしい映画作品を観て、感じ取るものがなかったのだろうか。
自分の感覚が正解だとか主張したいのではなく、理解出来ない価値観の二次創作CPが異様な流行り方をしているのが怖すぎて、どこかに吐き出したくて仕方なくて、本当に我慢できなかった。
おわり。
水木はエロいからシコれるまで読んだ
子は宝であり未来をつなぐ希望である、というメッセージ性が含まれている映画に出てくる、しっかりした倫理観を持つW主人公の片割れ。 皮肉にも、痴漢には「良き夫」に多いらしい...