2023-11-11

大きなかぶはなぜなかなか抜けなかったか

大きなかぶという昔話を知ってる?

あれ、不思議やん?

たかかぶが、人間二人がかりでどうして抜けんのか。

そしてねずみが加わったくらいでどうして抜けたのか。

そのあたりの謎を、参加者戦闘力という観点で順番に考えてみた。

じじい

まずじじい。

メンツを一通り眺めてみると、もっとも戦力になってるように見える……、が、それが大きな間違い。

なにしろじじいは無駄に歳をくっとる。

というか歳をとってるからじじいや。

じじいになるほど歳を重ねていればな、必ず人生で一度くらいは腰をいわしとる。

腰をグキィッといわせて悶絶し、数日寝込んだことがあり、その経験トラウマになっとる。

かぶをひっぱるにも腰をかばいながらや。

ついでに肩の柔軟性も低下しとるやろね。

四十肩や。

こりゃ腕を使う作業には致命的や。

しかにじじいはリーダーとしてがんばっとる、そこは認めなあかん

が、心の底には、また腰をいわせてまうんやないやろかというビビリがある。

そうなると無意識のうちに手を抜く。

へっぴり腰になる。

そんな腰の入っていない手抜き仕事ではかぶを抜けるわけが無い。

ビビリに抜けるわけが無いんや。

ばばあ

次はばばあ。

じじいと同じ加齢による戦闘力低下の要因がもちろんあるやろね。

たとえ本気を出したところでせいぜい劣化じじいといった程度のパワーやろ。

せやけど他の問題もあるんや。

臭いガキのころは人間2人なら戦力も2倍やと思っとった。

普通はそう思うやろ?

これが落とし穴よ。

現実には通用せえへん机上の空論っつうわけ。

ばばあはあかんあかんあかん

おかんだけにあかん

ばばあっつうのはな、男に頼りっきりの人生を重ねとる。

どうせ最後はじじいが力仕事や汚れ仕事を引き受けるんや、という甘えがある。

ばばあという生き物は、男が一緒におると甘えが出て一人前の仕事をせんのや。

責任を負う覚悟が無いから全力で戦わんのや。

じじいをヌクのは得意でも、かぶを抜くのにはまったく役に立たん。

形だけ適当に参加したふりして力仕事をじじいに押し付けかぶだけうまうまといただくハラや。

ばばあはだいたいそう、目の前の仕事責任をもって真剣に取り組まず、かぶをどう食うかだけ考えとる。

一人前の戦力にはならんのや。

いぬ

いぬガチ

ねこ

ねこは論外。

はっきりいって、このメンツでは最も役に立たん。

ネッコ=ザッコ。

永遠ゼロ、虚無の生き物。

なにしろねこ肉食動物

かぶを抜いたところでねこにとってのメリットは皆無や。

かぶに対するモティベーションはこの参加者の中で最低や。

じゃあなんでこいつがやってきたかっつうとな。

他の奴らが楽しそうに遊んでると思って、交じりたくて来ただけや。

チャラい参加や。

右手でちょっぴり引っ張っとっても、左手は添えるだけや。

わっしょいわっしょい言ってるけど、お祭り気分で引っ張っとるふりしとるだけや。

やつはな、適当にちょろっとやって、そのうち飽きて疲れてやらなくなるに決まっとる。

みんなががんばっとるのをニヤニヤ眺めながら、屋台焼き鳥喰ってビール飲んどる、そういうタイプや。

ねずみ

ねずみガチ

いぬとは違い、ねずみにはガチにならんとあかん理由がある。

それがねこや。

戦力になるうちは、じじい、ばばあがケツモチになるからねこもおいそれとは手が出せん。

下手に手を出せば、うちの舎弟になにしてくれとんじゃい、ということになる。

そうなると晩飯ねこうどんになるやろね、もちろんかぶの入ったやつな。

からねこも手が出せへん。

せやけどな、ねずみ戦力外通告を受けて一家から破門されればもうじじいやばばあは守らん。

戦隊であるねこがいる以上、ねずみには死がかかっとるから、本気で戦うんや。

火事場のクソ力や。

まあ、ねずみ単体では小さいからさほど大きな戦力とはならなかったやろ。

自然界の常識は、でかい=強い、であり、小さいねずみは必然的に弱いんや。

だが、いぬがすでに全力で引っ張っとって、かぶとパワーの均衡を形成しとる。

弱小勢力綱引きパワーバランスの要になってなぜかキャスティングボードを握ってまう、そういうことあるやろ。

それがねずみなんや

まり公明党ポジションや。

結論

あれだけおっても主戦力はいぬとねずみ

他は頭数だけ。

ITベンダーありがちな人月の水増しや。

日本IT屋は、こうやって無駄に頭数を増やして請求する人月を水増ししとる。

そうやって、その売り上げで実勢よりも株価を膨らませとる。

まさに、大きなかぶ、ちゅうわけやな。

この考察を書いた理由

ちょっと筋を痛めて昼頃に病院に行ったため。

整形外科はじじとばばあで混雑しまくってひたすら待ち時間、要は作文したくなるくらい暇なんや

増田のみんなも、腰は大切にな。

  • かたな抜けっぶきはなぜかなかなかなか大 かかかかかきけぜたっなななななはぶ大抜

  • 漫談

  • そうやって、その売り上げで実勢よりも株価を膨らませとる。 まさに、大きなかぶ、ちゅうわけやな。

  • いくらガチでも4本足で歩いてる犬が戦力になるとは思えんやで

  • 孫娘を無視すんなや。若くてぴちぴち、カブを抜くのも男をヌクのも朝飯前だろ。

  • 解説しよう。元増田が言うように「たかがかぶが、人間二人がかりでどうして抜けんのか」。 ウィキペディアによればあらすじはこうだ。 「おじいさんが一粒のかぶの種を植えた」 驚...

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