2021-06-20

報道に対価を払う気もないのにニュース見て政府批判してんの?

朝日新聞の値上げ記事に対するはてなブコメにすごく悲しい気持ちにされた。

先に言うと私は産経の方が論調は合うし、朝日姿勢には冷めて見てしまう側だ。それでもあの記事に寄せられたコメントには朝日に対して同情的にさせられた。

購読料が高すぎるとの意見が多数だった。それ自体自分も同じく高いなと感じてるんだけどその理由が違うことに正直打ちのめされた。

私は自身家計能力から高いなと感じているのであって、新聞というか報道記事自体には決して高すぎる値段とは思えなかった。

しかしながら多数のコメント新聞記事自体価値を低く捉えていた。

質が悪かったり興味がない記事広告が合わせて掲載されていることの不満や電子版での単独記事の購入が求めているコメントは納得出来る面もありビジネスモデルの転換が必要と思う。

それでも。

図書館無料で読める」「広告で賄えるだろう」

まり報道に対して、自分では集めることのできない情報取材する記者に対して敬意を持たなさすぎると思ってしまった。

そして情報に対して対価を払おうという意志を全く持たない人が無邪気でいることに私はすごく傷ついた。

千代田区永田町ビルの一室で官房長官政府閣僚が話した内容を知れるのも、

どこかの企業自分にとって見ず知らずの他人へ不当に圧力をかけたことを知れるのも、

外国人が知らぬ間に名古屋市治療を受けさせてもらえずに亡くなったことを知れるのも、

全て報道の力だからだ。

ネットに転がっている行政情報ほとんどが報道機関が元だ。

知る権利私たち国民主権を維持するためにとても重要権利だ。しかしその権利一般生活行使することはとても難しい。

仮に永田町の一室で政府毎日発信していて国民なら誰でも見に行けるとしても、私は生活を放り出して見に行くことはできない。

からこそ報道機関には価値があるのだと思う。

この国の行動を決める一票を私たちは持っている。この国の主権内にいる全ての人に権力行使するとても強力な力だ。

私たち運営委任した政府恣意的運用されないように監視しなければならない。

私たちは彼らが暴走しないように見張る任命責任がある。

その責任を代わりに果たしてくれるのが報道の持つ役割の一つだ。

有権者が、各々が望んだ形で権力行使する政府を選ぶために、取捨選択するための判断材料情報がいる。

自力ではアクセスできない情報アクセスさせてくれるのが報道機関だ。

新聞の購読料は、情報アクセスする価値に対して払う対価であり、新聞社が用意したビジネスモデルだ。

前述の通りこのビジネスモデルへの批判は分かる。新聞社は情報に対して対価を支払う方法を幅広く用意してほしい。そうすれば私の家計能力でも払えるから

各々の新聞社の姿勢への批判に関してはここでは言及しない。それは当然あってしかるべきだから

私たち必要報道をしてもらわなければならないのもまた事実から

私がすごく残念だったのは、はてなにはネットリテラシーが高く情報の真贋や価値評価している人が多いというのは単なる思い込みにすぎなかったことだ。

ネット図書館記事が見れるというのは、新聞社がなくなれば記事が見れなくなってしまうことを忘れないでほしい。

テレビといった代替手段があるのも分かる。それでも情報を得るために自分で対価を払う重要性を認識してほしい。


最後にそれぞれのweb記事の有料会員の一カ月会員の最安値掲載する。

読売 新聞購読が最低限

朝日 980円(記事制限あり)

毎日 980円

産経 550円

やっぱ産経は神だわ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん