2020-02-22

anond:20151125020819

真面目に考えると無論、

コレクタブルカードでゲームをする(しかも同一カード複数枚使ってもよい)」

が最大の発明なのは一切疑問の余地はないのだが、それはそれとして、元増田が挙げている物がどの程度「発明」だったかネチネチかつダラダラかつ主観的検討してみる

無論、発明ではない。遅くとも、表記スペースが極めて限られているボードSLG時代には極めて標準的な考え方だった。

おそらく本当のイノベーションとは、

イタリック説明文を追加すれば無闇矢鱈に新しいキーワード能力を追加してもよい」

という決断が下された瞬間である((MAROがどっかで書いてた気がする))。

無論、発明ではない。ただし、

「どのカードタイプも背面が全部同じなのに機能全然違う」

デッキ構築という概念と密接に絡んだイノベーション可能性は否定きぬ

無論、発明ではない。カードゲーム日本語で言うところのトランプ)を遊べば、そんな物が設定されている物はすぐに見つかるだろう。

ただし、(Raise Deadでなく)Animate Deadは明らかに異常な発想である

かに土地事故発明は非常に秀逸である


無論、発明ではない。ユニット青色だろうが灰色だろうが歩兵は3-3で戦車は5-5である(ダニガンは偉大だ)。

無論、発明ではない。ユニット青色だろうが灰色だろうが歩兵は3-3で戦車は5-5である(ダニガンは偉大だ)。

それより『Bobby Lee』(所謂「積み木の南北戦争」。第一作は1972年出版の『Quebec 1759』)みたいなのをTom Dalgliesh(Colombia Games創業者)がどうやって思いついたのか知りたい。

あれって「アイデアというのは複数問題をいっぺんに解決すること」そのもので、明らかにおかしい。

無論、発明ではない。ただし、山札から他のゾーンカードを移動させる手段が多彩なので、発明に見える可能性は否定しない。

勝利条件が設定されている」と「勝利条件を狙って行動できる」の間の断絶は本来は極めて大きい。

そういえば、バクスターか何かだと思うのだが、サイドボードがない時代大会で、デッキ二つ用意して、対戦相手によって使い分ける話が載ってなかったっけ?

Duelistに1回載ってた謎のポイントデッキルール、サイドボード10枚毎にポイントが設定されてた(上限30枚)の、面白かったよね。

これは確かに発明だが、同時に

コレクタブルカードでゲームをする(しかも同一カード複数枚使ってもよい)」

論理的帰結である

普通カードの代わりに平然と基本地形が混ざってるリバイスド以前のパックでドラフトしてた人達って頭湧いてたと思わない?

「2人チーム×2でリソースの一部を共有して対戦するゲーム

と書き換えると何か直接の先祖があった気がするが思い出せなくてモヤモヤするよね?

タイプ1とタイプ2を分離するのは確かに画期的だったが、本当の決断

Ice Ageを出すときカード背面のデザインを変えなかった」

ことではないだろうか。

もともと、Ante関係カード存在故に、まともなトーナメントルールを作るならば「禁止カード」の設定が必然だった、という偶然から発生した話ではある。

それがなかった場合に「特定カードデッキに入れてよい枚数をコントロールする」という発想が出たかは謎ではある((いやそれなら最初に「同一カード4枚制限」を思いついたのが一番の発明だろう))。

記事への反応 -
  • 世界最初のTCGことMTGは余りにも多くのシステムを作り出した。 プロテクション・飛行・トランプル・先制攻撃・接死を始めとした豊富なキーワード能力。 ソーサリー・クリーチャー・イ...

    • 真面目に考えると無論、 「コレクタブルカードでゲームをする(しかも同一カードを複数枚使ってもよい)」 が最大の発明なのは一切疑問の余地はないのだが、それはそれとして、元増田...

    • 関係ないけどチャンプブロック(おバカなブロック)って戦術的にしたほうがいい状況の時でも そう呼ばれるのがなんだかちょっと面白いなって時々思います

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん