2016-10-05

学校教員という職業過酷すぎる

学校教員という職業過酷すぎる。

これでは、確固たる意志を持った人以外は、

優秀な人材学校教員を志すことはないだろう。

僕は教育学部に4年間通って痛感した。

僕は小学校のころの担任にあこがれて、そのまま単純に小学校教員を志した。

偏差値65くらいの高校に行って、偏差値55くらいの大学入学した。

学力だけで言えば、これくらいの学力レベルで、「小学校先生」という職には就ける。

小学校先生に一番必要ものって何だと思う?

4年前の僕は最低限の学力と、そして、子どもが好きなこと・教えるのが好きなことだと思っていた。

でも、今の僕がこの問いに答えるなら、「適度に手を抜く能力」だと答えるだろう。

僕の二つ上の先輩が、ある時こう言った。

一年目の労働時間を時給換算したら850円を切ったよ。」

小学校教員という職業は、無数に仕事がある。

日々の「勉強を教える」という仕事のほかに、保護者対応地域の人との連携

学校全体の仕事教員内で振り分ける)、研修、その他諸々。

あと、「休み時間」はあくまでも小学生にとっての休み時間であって、

教員仕事をしている。給食時間も、教員から見れば指導時間だ。

それから、やっぱり保護者対応がきつすぎる。

「うちの子、授業を理解してないみたいなんです。今から自宅に来て家庭教師をしていただけませんか?」

「うちの子迷子なんです!探してください!」(深夜)

こんなのは日常茶飯事。

子ども同士がケンカをしたら、子どもたちにはきちんと対応した上で、

子ども帰宅する前に各家庭に連絡を入れてフォローする。

もし子どもケンカ自体に気付けなかったら即アウト。

最初PTA懇談会で目をつけられたら終わり。

新任の男性教職員比較的気に入られることが多いけど、

女性特に「若くてかわいい」と、まあ大抵、保護者リーダー格に睨まれる。

そして嫌がらせ集団いじめられて本気で退職に追いやられる。

そんなの他の仕事でも同じだ!って言われるだろうね。

僕もそう思う。教員けがきつい仕事ではないだろう。

でも、この現状では本当に先生になりたい人以外の

優秀な人材は他の職業を選ぶと思う。

これから未来を支える子供たちを教育する職業は、

なるべく優秀な人材指導したほうがいいと思わないかい?

そんなわけで、これから日本を支える子供たちを育てる大切な職業である教員の、待遇改善を求めます



ちなみに僕は春から地元県庁に勤めます

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