はてなキーワード: CiP協議会とは
8歳の女の子に「ボーっと生きてんじゃねーよ」って言われる気持ちの悪い娯楽がマジで嫌いなんですよね
あれ、「本来は我々に逆らうことの許されない立場であるにもかかわらず、無知ゆえに生意気なことを言ってしまう“女の子”に叱られて、つい従ってしまう寛容な我ら」っていう立ち位置を楽しむ娯楽だろ?何重の差別だよ。
そろそろ定年過ぎた近現代で一番使えない年代が大好きな美談知ってるか?「寛容な社長エピソード」なんだけど。
戦後復興のなか、一代で大企業を築いたメーカーの社長(ホンダだったり日立だったりするが、まあそのへんだ)があるとき現場の視察に来る。スーツに革靴で工場に入ったら、掃除のおばちゃんに「コラあんた!そんな格好で来ちゃだめでしょ!」って叱られる。工場内では安全靴にヘルメット着用が絶対だからだ。
それで社長の取り巻きが「社長に向かってなんてこと」って言いかけたところで、当の社長は「おお、そうだった、すまんすまん」とアッサリおばちゃんの言うことを聞く。それを見た取り巻きが「さすが社長、常人とは器が違う」と感動するっていう美談だ。正直なにが美談なのか分からない。取り巻きが無能すぎるって事しかわかんねえよ。
話を戻すと、チコちゃんは「寛容な社長エピソード」の超劣化版だ。目下の人間に逆らわれるという娯楽を安全なところで楽しむ差別だ。
しかも、オマエは社長ですらない。ただムダに歳をくっただけの人間だ。
あんなのを作った人間が中心になって、吉本興業主導の教育産業に進出するらしい。あのコンテンツの倫理的な問題に気付きもせずに多様な学びだとよ。何だそれ?
日本のコンテンツ産業関係者の実務能力のなさって本当に凄くて、資金調達だけして結局何にも形にできなかった例は枚挙にいとまがないんだけど(暇ならCiP協議会でぐぐってみるといい、コンセプトトークだけで何も形にできない連中のバカみたいな夢の記録が出てくる)、だからクソみたいな倫理観でもコンテンツを形にできればそこで仕事が成り立っちゃうんだろうな。