はてなキーワード: ヲタとは
ありきたりだけど、会社がどの程度信頼できるかだけど、とりあえず上司に内勤に変えてもらえるように相談する。
転職サイト登録してエージェントの相談受けて、自分の市場価値と市場価値を上げるために何するべきか見てもらって考えてる。
転職するなら30までがいいよ。(女性だとちょっと違うかもしれない。)
受付なんて美人だから配置されたんだよね。
私大を卒業して、某会社に就職→某企業に受付として出向して4年目の26歳
・土日休み
・残業なし
という好条件
ただ残業ないから未だに薄給だけど、独り暮らしできるだけの給料はある
25過ぎて、不安になることがある
あと5,6年この仕事を続けたときに30過ぎて受付できるのかなーと
30過ぎて受付ができなくなった時
結婚するまで子供を産むまで、という区切りはあるかもしれないけど
結婚する人が少なくなってる時代に、今彼氏はいるけどいつ別れるかもわからない
だったら、30前に資格とって?事務仕事やなんかのキャリアがつく仕事に転職した方がいいのかなと思う
一度内勤にあがる話があったけど、それすら立ち消え状態
一人で暮らすには十分、ただしリミットはある
澪に恋に落ちた。
いやね、けいおん!、けいおん!!ともに全話見てるんだが、今までは澪はそんなに好きじゃなかったんだ。むしろなんだこの狙ったキャラは、舐めてんのか、って思ってた。あずにゃんぺろぺろとか言ってた。みちあるいてるときも、たばこすってるときも、ぼーっとしてるときも。
それが、突然。日笠陽子さまを見てから。ぴかしゃかわいいよぴかしゃ。うがぁぁ。YouTubeとかにライブ映像あがってたじゃないですか。あれで泣いてるのがもう、もう、もうっ!!
それ以来ブログ、らじおん、ぴかしゃの出てる他のアニメ、ネットストーカーでごぜえます。けいおん全話見返しても澪しか見てないというか澪の姿をした日笠さまを追っている。これまで声優に興味はなく、声優ヲタとかは作品を見てない(キリッ っとか言ってましたよ そ れ が な に か おれはもうだめかもしれない かあさん、ごめん みおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉー00---=--!!! ぴかしゃー0----ぁあだdsふぁs
誰かたすけて
大学生だった頃の話。
文学部なんだけど、その当時、自分の好きなことを追究できるコースが存在した。
そのコースに在籍している学生は、ちょっと変わった奴ばかりいた。
ヲタだったり、既に仕事をしている人だったり、ほとんど授業に出てないと思ったら“草”で捕まっていたり。
講義も、「アニメ論」「美少女戦士論」や映画を見たり、美術に触れたりと、
僕はその当時は既に友人らとアパレルブランドを作っていたので、
確か、その卒業制作の中間発表会だったと思う。
真ん中にひとつだけ机が置かれた。
その女子生徒は本当にパッとしない女で、地味でかわいくなかった。
気付くと、その子がシンデレラみたいな格好をして舞い踊り始めた。
その女子生徒は、中央の机の上に座り、
いやらしくなく、綺麗だった。
下着姿になった女子生徒は、恥じらいもせず誇らしげだった。
僕は唾を飲んだ。
手際よく外した。
かなりの貧乳だった。
さすがに下は脱がなかったが、
まさか大学の授業でこんなことが行われるとは思わなかったので、
貴重な体験ができたと思う。
卒業できたかどうかは知らない。
デブスなのに個性アピールでモテたいと思ったり、アタックしてストーカー扱いされた高校時代。
自分の顔や体型は嫌いだけど、個性をアピールすればいいと思っていた。
私はひどいデブスで、個性アピールなんかしても無駄だったと実感した。自分の顔が大嫌いになった。
そこからダイエットと整形で、見た目だけは下の下から中の下くらいまでになった。
個性をアピールするのはやめて、黒髪のセミロングに薄化粧、パステルカラー中心の地味だけど可愛らしいファッションをした。
同時に、生活のために水商売をはじめた。こんな不細工なんて嫌われると思っていたら、わずかだけどお客さんがついた。信じられなかった。
下心ありきとわかっていても、自分を必要としてくれる人がいる。
少し自分を大事にしたくなった。顔は嫌いなままだったけれど。
中退したせいで高校時代の友人もいなくなってしまったので、SNSに登録して、昔好きだった作品のおたく系コミュニティに属した。
オフ会に行って友達ができたり、楽しいヲタ充ライフを送っていた。
嬉しかったけど、こんな私が告白されることなんてありえないと思って曖昧なままにした。
彼がそのコミュニティに顔を出すことが減ってから、また同じことがおきた。
私はまた同じように考えて、曖昧なままにした。
いわゆる、サークルクラッシャーに近い存在になっていたのだろう。
コミュニティの中心的存在の人に、私がコミュニティを乱しているから出て行けと遠まわしに言われた。
私はできるだけそこに近寄らないようにした。昔ほどではないけれど、軽く鬱になった。
まだその繋がりで仲良くなった友達は少しいて、時々会って話していたりする。
そのときに言われるのは「自己評価が低すぎる」「お水なんてやめてもっと自分を大切にしなさい」
否定も肯定もしないで受け止めているけれど、ひどく傷ついた。
水商売をして、お客さんがつくことによって、少し自分を大切にしたいと思えるようになった。
最低だと思うけれど、どうしていいかわからない。
追記
普通に告白しただけなのに、受験の邪魔になるストーカーと(進学校だったので)先生に言われて、親同伴の呼び出しをくらいました。
両親には自分をすべて否定されて、今後恋愛のようなうわついたことを考えるようなら、自○に見せかけてでも○してやると脅されました。
外見や立ち回り方を変えただけで態度を変えてくれる周囲には怒りどころか、嬉しさしか感じませんでした。
きっと私は人間の屑だと思います。
幸せな暮らしをしたいとは思えませんが、せめて人に迷惑をかけないように生きていたいです。
ちょっと凹んだので愚痴を聞いて欲しい。
ここじゃ珍しくもない、いつもの恋愛の話ですよ。つまんない話ですまない。
けども俺も誰かに聞いて欲しかったんだ。
30を回ってこれまで俺が付き合った女は一人だけ。
あとはアタックするも連戦連敗で、つい最近もずっと好きだった子に振られてしまった。
その子とは何回も遊んでて、抱えきれないほど沢山の思い出があったから正直泣けた。
何も食えなくなって、5㌔ほど痩せたよ。それから自棄酒でリバウンドしたけど、いや日本酒は凄いよ。
その間。毎晩毎晩。
酒に溺れながら、なんで駄目なんだろう?そうやって愚痴ると、そりゃもう周りには色々言われたよ。
特にきつかったのは、「男らしさがない」「女々しい」「やさしいだけ」「余裕がない」と、ワンツー、ストレートって感じで
女友達に言われたとき。もうね図星すぎて、完全にノックダウンでした。
だってさ・・・その人が好きな男って、まさに「男らしくて」「余裕があって」「やさしい」人だったから。
だから、あーそうかーなんでももっと早くいってくんねーんだよー、って泣きじゃくってさ。
さんざんに友達をなじってさ。
ふざけて抱きついてもおこらねーんでやんの。殴れよな。いつもみたいに。同情されたら、俺がほんと馬鹿みたいじゃないか。
それで、どうせ俺なんて・・・って自棄になって、もう長い事やってなかったエロゲに手を出す始末・・・終わってる。
それもタイトルが、姦染4だってんだから末期ですよ。まじで終わってる。
しかも2次元じゃ起ちもしねぇ体になってたしな。なんかヲタにも戻れないって知って、悲しかった。
更に凹んだのは・・・これが止めだったけど、ゲーム中の会話に何か「駄目だし」喰らった気がしたこと。
ゲームの中の主人公は、人の気持ちを汲んでて、流れるようにイイ感じの会話をしてる。
なんだよ。俺なんかよりも、エロゲのキャラの方がよっぽど男前じゃねーか、、よっぽどあの子に届きそうじゃないか。
そう思うと、ほんと情けなくて。
俺にはあんなふうに喜ばせることを言う余裕も、言葉の裏を会話中に汲み取る余裕も、いつもなかったって思い知らされた。
確かに俺は、本当は自分勝手なくせに、上辺だけの優しさでイイ人ぶってるんだろう。
だから、会話一つとっても自分の言いたい事を言おうとして、本当は相手の言いたいことや、会話の流れを全く汲めてないんだろう。
自分の自慢話をしたがったり、相手の事を分かってるかのように言う嘘っぱちの優しさを振りかざしたり、流を汲んでるようで
相手の言いたいことや、気持ちを無視して会話を進めてきたんじゃないかってさ。
そうやって、抜けもしねぇエロシーンを酒をあおりつつ見て思った。
こんな年にもなって、エロゲに諭される俺。とっくに詰んでたんだよな。
親のお陰で無駄に顔だけは悪くないから、これまで7,8回は告白みたいなものを受けてきた。
その全部をえり好みして弾いてきた罰なんだと思う。
付きあって人の気持ちにもっと触れる機会を作ってたら・・・・
いや、もう、こんな風に誰かを傷つけてきた過去を恥じるのではなくて、「俺の不幸」を最初に考えてしまう性格がにくったらしい。
普通の人は、きっと部活とか恋愛で、高校生の頃から既に「当たり前の能力」を手にしてるんだよな。
そう思うとさ、俺ってもうとっくに詰んでたんだ・・・って思うよ。
本の理解は頭の良さ、というより一種のスキルにすぎないからな。
一杯読んでれば、読むのも理解するのも早くなる。
小難しい概念でも、以前にその概念の元となった概念を読んで知っていればあっさり理解できるし、斜め読みもできるようになる。
あっさり理解できるようになると面白くなるんで、どんどんはまって読書量が増える。そうするとベース知識が増えて理解が・・・の正のフィードバック。
俺はそんなこんなで読書ではまって年100万~200万くらいは本代に飛んじゃってるけど、頭が良くなった気はしないなあ。
一般人がいきなりヤンデレキャラにはまるのは厳しいが、既にツンデレ慣れしてるヲタなら余裕、というのと似たような、特殊用途の動作回路が出来た
だけって気がする。哲学本読みってみんなそんな感じじゃないのかな。
かれこれ20年くらいの歴史のあるえろげ。
沙織事件とか色々苦難があったが今ではなぜか大手を振るって日の下を歩こうとしている。
アニメとか漫画になったり、もっと凄いと劇場版アニメが作成されたり。
それはそれとしてエロゲのメディアミックスなんて必要なのだろうか。今更なんだけど。
とかそういう話ではない。
そんな簡単に未成年の目に触れる媒体で製品を発表するメリットなんて果たしてあるのかという話。
僕の考えでは未成年は成人に比べて圧倒的に購買力がない。そりゃまあ中にはボンボンとかいるかもしれないが大体の人が賛同してくれると思う。
というか原作を買いたいと思わせないようなものはただのオナニーか駄作(稀に原作を超えてしまうことがあるが)。
メディアミックスと言えば大体角川が絡んでくるのだろうか。あそこのコミカライズは殆ど失敗だなあ……という話はさておき、
未成年がエロゲを知る窓口となるのは少年エースや電撃大王とかなのかな。今はニコニコ何とかとか言うのもあるか(丸揚げされた人はビキビキしてるだろうね)。
今のエロゲーってのはヒロイン毎にルートがあって、メディアミックスするといいとこ取りのハーレムか誰それのルートだけの話になるのが大体だと思う。CS版にしてもエロシーンがない。
要は不完全。
エロゲなんてのはヲタクのやるもので(偏見)、そのヲタクがそんな不完全なもので満足するわけがない。原作をやりたいと思うのがまあ自然。
そこまではいいが、正直多くのがきんちょ供にエロゲなんて買う金も保管する場所もないと思う。
働いて自分の金でオカズを買えるまで我慢しよう!なんて殊勝な未成年はまあまずいないだろう。
まあ割れに走るんじゃないかな。一頃みんなのゲーム屋さんとかあったじゃない。本名なんだっけなあ。ああいう感じですぐ広まる。昔も割れがあっただろなんて言い訳は聞きたくないね。
そしてそのままずるずると大人になっても割り続ける。今まで払わなかったものに払うわけがないじゃない。
流石に論理が飛躍しすぎたかもしれない。内容も色々重複していそうだ。
エロゲのメディアミックスに話を戻すと、誰を対象に制作しているんだろう。
もっと言うといい加減未成年にも見られるエロゲのメディアミックスはやめたらどうだろうか。
間接的に自分の首を締めていると思う。自分どころか他人の首も締めてるかもね。
対策のつもりかどこそこがエロ無し通常版とエロ追加アペンドみたいなやり方をしていたがそんな簡単に18禁部分(敢えてエロとは言わない)が切り離せるようなお高く留まったものはやりたかないね僕は。
だったら最初から一般だけで売ればいいのに。半端な気持ちでエロゲ業界に踏み入れ無い方がいいんじゃないかなあ。
まあメディアミックスにご執心のところはステップアップの場程度にしか思っていないんだろうけどさ?(偏見)
全然関係ないけど外人さん。
エロゲに限らず漫画とかアニメもなんだけどよく「今週の〇〇についての海外の反応」とか纏めてるのあるじゃない。
あれ気持ち悪くて仕方ないなあ。割れ容認してるようなものだね。そんなすぐに反応があるこの状況がおかしい。
se・きららに感化されて「これからは基本無料で回収はグッヅで~」みたいなわかった風な口を利くがきんちょも嫌いだな。
twitterとかで生放送の措置検討とか宣言してパーフォマンスばかりする奴も嫌いだな。やるなら無言でやればいいのに。売名にしか見えんよ。お前も売名だろう?違うなこれはanonymousで売る名がない!
何か冗長だ。
▼主な受賞作品
▼マンガ ・少年:BLACK BUTLER(黒執事) ・少女:OTAKU GIRLS(妄想少女オタク系) ・青年:IKIGAMI(イキガミ)
▼アニメ ・マンガシリーズ:SOUL EATER(ソウルイーター) ・オリジナルシリーズ:CODE GEASS(コードギアス)
なんかもう色々酷すぎる。
やっぱりこれって、海外では「漫画、コミックなんてヲタ文化」って認識だからなんだろうか。
一時期、フランスのコミックは日本のヲタに比重を置いた作風とは全く異なる
素晴らしいコンテンツだってもてはやされた事があったけど
逆にあちらからはこうも日本の漫画=ヲタ文化って断定されちゃうような結果が出ると流石に気が萎える。
いや、そうじゃない、って言われたほうがショックだけどさ。
かろうじてあるのも土曜とか朝の枠に移動してたりするし
ふとこれから先のヲタってどうなるんだろうとか思った
この枠の少なさを見るとほとんど子供はアニメなんて見てないだろう
そういう時代でもヲタって出てくるんだろうか
俺らの時代ですら上の世代からは薄いとか浅いとか言われてたけど
自分らの下の下の…今の世代のさらに先の世代はヲタなんて存在すんの?
思い出せば自分の子供のころって学校以外は朝も夜もアニメか友達と遊ぶので埋まってた気がする
DB 北斗 星矢 きまオレ めぞん セラムン きんぎょ 赤ちゃ 姫りぼ とんちんかん マチコ先生 ルパン
ダイ トルーパー シュラト モモ 地球防衛組 ママレード ハウス名作劇場 ぬーべー
アニメに限らないけど子どもが見る時間に子どもが想定視聴者な番組が多種多様にあって
そういうのにどっぷりつかった上で自分の方向性が出来て気付いたときにはすっかりヲタになっていた
好きな子がいる。去年の9月に告ってフラれた。それからも、ずっと好きで向こうの両親は僕のことを凄く気に逝ってくれてる。でも、実際は、留学してても、さみしさでアニヲタ・ニコ厨だし、一時帰国してる今だって、ヲタグッズで散財してる(´・ω・`) なんか、もうダメかも。ちなみに、彼女いない歴=年齢だぜb でも、日曜の夜に、たまたま職場的な場所の子が何か悩んでるらしく、そういう話をしてきたから話を聞いてあげた。なんか可哀そうだったから、アイスをおごるって言ってみたら、ラーメンがいいと言われ、二人でラーメン喰った。ちょっと、そういう時間を過ごしただけで、いいなと思ってた子と揺れる自分が、なんかしょうもないw そして、今日一日。期限の迫った仕事が終わってない。ほとんど何もせずに\(^o^)/オワタ人生も俺も\(^o^)/オワタ? ふぅ(´・ω・`)ピザには人生きついなwww
http://anond.hatelabo.jp/20080721222220より。
http://anond.hatelabo.jp/20080726023345を受けて。
まあ、どのくらいの数の白泉男子がそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らない花ゆめコミックスの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、2000~2009年の花とゆめコミックスのことを紹介するために
見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に花ゆめを布教するのではなく
相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う20巻、30巻越えの漫画は避けたい。
できれば巻数1桁、長くても既刊10巻にとどめたい。
あと、いくら花ゆめ的に基礎といっても時期がずれすぎるものは避けたい。
テニス好きが『しゃにむにGO』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。(連載開始が98年だから)
そういう感じ。
彼女の設定は
花ゆめ知識はいわゆる「花ゆめ黄金期」的なものを除けば、ドラマ版「ガラスの仮面」程度は見ている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「オトメン以前」を濃縮しきっていて、「オトメン以後」を決定づけるだろうという点では
外せないんだよなあ。長さも既刊10巻だし。
ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
このトキメキ過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな花ゆめコミックス(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「白泉男子としてはこの二つは“神漫画”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種の歴史漫画オタが持ってる江戸への憧憬と、ゆるゆるのオタ的な架空歴史へのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも津田雅美な
「耽美的なかわカッコよさ」を体現するソウビ
の二人をはじめとして、オタ好きのするキャラを世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「どろろだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の作品がその後も続いていること、これが単行本では収録順大変更になったこと、
少年漫画なら能力バトルになって、頭脳戦が展開されてもおかしくはなさそうなのに、
少女漫画でそういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱり恋愛は障害を乗り越えるものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「赤髪の白雪姫」
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかけるふじつか雪の思いが好きだから。
断腸の思いで伸ばしに伸ばしてそれでも全2巻、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「続ける」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。
金魚奏の短さを俺自身は短絡とは思わないし、もう伸ばせないだろうとは思うけれど、一方でこれが
美内すずえや魔夜峰央だったらきっちり未完の大長編にしてしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて2巻に収めてしまう、というあたり、どうしても
「自分の物語を形作ってきたもの膨らませきれないオタク」としては、たとえふじつか雪がそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の若年層で蛍火見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
夏目友人帳よりも前の段階で、緑川ゆきの哲学とか漫画技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品がLaLaDXでこの時代に掲載していたんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく白泉社好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆる夕方再放送アニメでしか夏目を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
ふじもとゆうきの「目」あるいは「絵づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない群像劇を毎日生きる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそアニメ版『学園アリス』最終話は「俺たちの学園生活はこれからだ」以外ではあり得なかったとも思う。
「祝祭化した日常を生きる」というオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の
加速剤はキラメキにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうフェティシズム風味の愛欲をこういうかたちで漫画化して、それが非オタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。
オトメンから始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、アニメ化から始まるハルヒブームの先駆けと
なった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。