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はてなキーワード: ガラスの仮面とは

2024-11-15

嘘つきで最強のアイドルっていうと「神林&キリカシリーズ」が巧みに描けてたけど、いかんせん古代すぎるし知名度が低いのだ

主人公の一人、神林俊彦売れっ子ミステリ小説家だが、チー牛でモテない

彼の代表シリーズは、ミステリアスで正体不明美女探偵主人公で、「こんな女いねーよ」と酷評されることもしばしばある

リカ美少女アイドルで、可愛くて元気だが儚げで守ってあげたいところもある、ちょっとおバカで抜けているところもあるという盛り盛りな子だ

だがそれは演技であり、本当のキリカ東京下町育ちで幼女時代から事件に遭遇しては真実を解き明かす「深川神童」の異名を持つ切れ者美少女探偵である

儚げさもおバカさもアイドルとして売れるための戦略であり、実際のキリカ天才姉御肌で、6歳ぐらい年上の神林を表向きの探偵役にして裏では芸能界で起きる様々な事件を解き明かす

神林は、裏表の激しい生意気なメスガキにこき使われてつれーわという面持ちでいたが、次第に俺の理想ミステリアスな美女探偵ってキリカのことじゃんと、10数巻目ぐらいでキリカに恋をしだす

基本的には強気なキリカやれやれ神林の組み合わせだが、次第にキリカの生き別れの本当の親にまつわる事情ガラスの仮面的演技論が語られ物語に深みが出る

本当の親について掘り下げられるうちに、オラつき姉御肌もまた、全てではないがキリカの演技の一つであるとわかり、素の弱々しさが見えるようになり、神林が支えるようになる

杜野亜希は画業40年ぐらいになるが、単発ドラマ化一回した程度でメディアミックス縁がなくいまいち地味だ

シカンで神キリをドラマ化してくれ

2024-11-05

よく引用される漫画表現 Top10

~~ 恐怖表現(楳図かずお調)

目を見開き口を大きくあけ、陰影を強くあの画調で表現するやつ

これを書こうと思ったら訃報が飛び込んでくるとは…

~~ 恐ろしい子…!(美内すずえ調)

瞳を書かず、黒バックが良く使われるやつ

でも多分ガラスの仮面以前から表現としてはあった気もする

~~ 強い衝撃でクレーターになるやつ

何が初出かわからないけどAKIRAあたり?

ドラゴンボールとかでもよく見る。派生してヤムチャのやられポーズ

~~ 釣りキチ三平のあのポーズ

28巻の書影の奴

https://ebookstore.sony.jp/title/00117162/id/BT000011716202802801/

最近だとアニメポプテピピックで見た記憶がある

…すまん力尽きた。もっとあるはずだが元気があったら足そう

2024-11-04

悪人のいない作品」「お行儀のいい作品」に関する議論について

このところポリコレというワードもまじえてよく話題に挙がるなと思ったりするけども、ふと思い返したら10年ぐらい前に自分はこういう議論を見ていたなと気付いた。

それは「アイカツ!」というアニメで、2012年放送開始だからまあ10年以上前になる。

アイドル養成学校転入した主人公トップアイドル目指してライバルたちと切磋琢磨する物語なのだが、出てくるキャラクターがとことんいい子たちで、足の引っ張り合いとか陰湿いじめ、要はあからさまな敵意が全くないのだ。

今ではそんなに珍しいものではないのだが、当時の少女向けアニメとしてはこれは結構意外なことで、最初の頃は視聴者困惑というか、「あれ?そういうのないの?それで成り立つの?」という感じで作品見方を掴みかねている人がわりといた。

今でも覚えているのは、当時のメインターゲットだった女児の親御さんが書いていたブログで、ガラスの仮面のような作品を引き合いに出しつつ、そういうのが何もないアイカツ!について「ぬるい」とか「拍子抜け」といった感じの感想を持っていて、「おててつないでゴール」が今どきの子たちなのかしら、みたいな感想で締めていた。

これに対しては個人的にいろいろと反論はあるのだが、まあ当時の視聴者でそういう感想を持つ人がそこそこいたというのは事実なんだろう。

それだけ「悪人を出さずに物語面白くする」ということが難しく見られていたフシがある。

これに関しては監督が既にインタビューでも答えていて、古典落語の「井戸の茶碗」を例に出して、善人だけでもドタバタ喜劇が作れる、世の中に悪人が出ないけど面白コメディ作品はたくさんある、と言っている。

その上で、互いにキャラクター同士がリスペクト尊敬)し合いながら切磋琢磨していく「スポ根もの」としてドラマ作りができるんじゃないかと考えた、と。

少女マンガ的なドロドロした部分は全部カットしていき、代わりに、キャラクター同士が交わっていく中で、人間同士の関係性がいかに移り変わっていくのかをきちんと描いていこう、と。

(なぜそういう作品を作ろうと思ったかの経緯もいろいろ語られているので細かいニュアンスを正確に知りたい人は「アイカツ!オフィシャルコンプリートブック」を読んでね)

何か主題がブレてきた。

自分でも何言いたいかよくわからなくなってきた。

たぶん言いたいのは、お行儀よく見える作品は決して「ぬるい」考えでやってるわけじゃなく、意志をもってそうしていて、面白くするために結構考えてつくられてるんだよ、ってことかな。

もちろんお行儀が悪い作品を下げる意図はないんでそこで対立はしてほしくないっす。

お行儀悪くて面白いなんて最高じゃあないっすか……

余談だが、同時期に「プリティーリズム・レインボーライブ」というアニメがあり、こちらは逆に振り切ってドロドロした感情を描いてたのでよく比較されていた。(ちなみに筆者はどちらも好き)(まあレインボーライブの子たちも基本みんないい子ではある)(あと、「おじゃる丸もものすごい高度なことをやっているよ)

2024-10-26

花とゆめ」史上最も重要マンガ10

10/27 27時ごろまでにいただいたブコメトラバをまとめました! お寄せいただいた知見に助けられております。ご興味のある方はぜひ。

anond:20241028032312

<以下本文>

集英社別冊マーガレット」の名編集長・小長井信昌が74年「花とゆめ」創刊編集長就任(のちに「LaLa」「ヤングアニマル」でも創刊編集長を務める)。氏が別マから引き抜いてきた漫画家が、最初期の「花とゆめ」を支えた。

美内すずえガラスの仮面』(1975~)

和田慎二スケバン刑事』(1975~82)

 2作まとめて、令和の今でも作品が生きているな、と思わせる説明不要の名作(前者は「連載中」ではありますが)。月刊誌→月2回刊化の目玉として2作同時に連載スタートコンテンツの息の長さに、編集長の慧眼が察せられる。

魔夜峰央パタリロ!』(1978~)

 主人公マリネラ王国国王パタリロに次いで2番手キャラクターはMI6少佐バンコラン。彼は主に美少年を愛好する同性愛者で、本作はギャグマンガだが 「同性愛であることそのもの」を揶揄していない点に、作者の品格を見る。

 作中に「ドイツギムナジウムで一緒だったんです」「11月ごろ?」というやり取りを挟むなど萩尾望都ファンであることがわかる。82年アニメ化。「花とゆめ」というより白泉社として最初アニメ化

(ここまでが集英社移籍組)

川原泉甲子園の空に笑え!』(1984

 どの作品を推すかが分かれる。世間的には『笑う大天使』(1987~88)が有名で傑作集を出す際のアンケートでも番外編の『オペラ座の怪人』(1988)が2位だが

 ・作者ご本人はまったくスポ根の人ではないのに、スポーツものに傑作がある

 ・甲子園という制度批評視点を投入 と、一歩踏み込んでいる本作をリストアップ個人的には『月夜のドレス』(1984)が好き。

日渡早紀ぼくの地球を守って』(198692)

 メディアミックスとしてはOVAのみであるが「前世ブーム」の火付け役として爆発的な人気を誇った。※ラジオドラマあり。ブコメご指摘感謝

 『スケバン刑事』のような「悪に対する憎悪」ではなく「優秀だが他人を寄せ付けない戦災孤児と品行方正な優等生との、互いに相反する感情」など愛憎の陰影が濃い大人びた作風に、当時の読者(主に10少女)は魅了された。

 「久しぶり 君には心底会いたかったよ 秋海棠」以上にインパクトのある「ひき」を未だに知らない。

佐々木倫子動物のお医者さん』(1987~93)

 こちらも説明不要の名作。菊池規子『わが輩はノラ公』(1973~78)以来人語を話すペットが出てくる作品はたびたび登場したが 「人語は解するけどしゃべれない(しかし主張はする)動物たち」が出てきたところが新機軸。よくない形で「ハスキーブーム」がありました…。

 ※飯森広一『ぼくの動物日記』(1972~75)はノンフィクションなので除外してます

(このあたりで「男性読者も多い花とゆめ時代終焉したと思っている)

羅川真里茂赤ちゃんと僕』(1991~97)

 続く『ニューヨーク・ニューヨーク』(1997~98)、『しゃにむにGO』(1998~2009)と第一線で花ゆめ本誌を支えた大功労者。『赤僕』は白泉社では初めて他社の漫画賞(小学館漫画賞・1994)を受賞。ヤングケアラー立場に置かれた小学5年生が主人公90年代父子家庭活写した作品となった。熱量のあるドラマ巧者。

中条比紗也花ざかりの君たちへ』(1996~2004)

 2006年台湾ドラマ化、2007・2011に日本、2012に韓国ドラマ化。そして今年、初のアニメ化が発表されている。日本ではプライム枠連ドラ案件で『ガラかめ』『スケバン刑事』とは違う、読者ターゲットを広く取れるラブコメが、あの「花ゆめ」から出たのだなぁと感慨。

高屋奈月フルーツバスケット』(1998~2006)

 アラサーアラフォーですかね)のオタク女子から作品名が挙がることが多い。

 2007年に「もっとも売れている少女マンガ」として、ギネスブック認定されているそうで2001年アニメ化・2019~21の再アニメ化・2022の劇場上映の実績は立派。十二支を背景にしたキャラ設定等、往年の「花ゆめ」らしさが光る(私見)。

(ここから00年代デビュー漫画家が飛んでしまます申し訳なし…)

師走ゆき多聞くん、今どっち!?』(2021~)

 連載中のラインナップで、今一番勢いがあると思われる作品アニメ化も決定。男性アイドルキャラ)・推し活…と、イマドキの設定は鈴木ジュリエッタ推し甘噛み」(2022~)でも同様で、ここが今の「花とゆめ」の現在地である

 ※「創刊50周年記念 花とゆめ展」ブックレットでは2人の対談が掲載されている

三原順はみだしっ子』(1975~81)

 選外ってありえないですよね。すみません…。

高口里純『久美と森男のラブメロディ』シリーズ(1979~82)

 『花のあすか組』(1987~95)が代表作でありつつ『グランマの憂鬱』(2015~)が昨年萬田久子主演でドラマ化もされている、息の長い漫画家

 1985年角川書店(当時)がコミック進出して地殻変動が起きた年で、そのタイミングで白泉専属ではなくなってしまった。 「別冊花とゆめ」連載「赤鼻のアズナブル」(1982~83)、別花短編だと「優しい瞳」(1984)が好き。

酒井美羽『マンハッタンサンセット』(1980)

 この方も白泉社を離れ角川へ。『ミミと州青さんシリーズ』(1979~85)が人気&今はなき「シルキー」でレディースたくさん描いてましたが、一瞬ミステリーサスペンスものも手掛けていました。こっち路線もよかったのになぁ。増刊号掲載『異国にて』(1984)がベストですが本誌掲載作ということで『マンハッタン』を。

柴田昌弘『第三の娘』(1980)

 別マ移籍組、和田慎二の盟友。『紅い牙 ブルーソネット』(1981~86)ですよね。とはいえこのシリーズ別マから移籍なので、あえて本誌掲載短編を選んでみました。綾波レイみたいなタイトルですが、まさに綾波のようなお話です(ネタバレ回避)。

河惣益巳ツーリングエクスプレス』(1981~87)

 ヨーロッパ舞台にした華やかな作風。ほかの作品海外モノ多し。

野間由紀パズルゲームはいすくーる』(1983~90)

 制服高校生ミステリもの嚆矢といってよいのでは。近い年次のデビューだと佐々木倫子よりずっと早くブレイクメディアミックスに縁がなかったのが不思議表題作では『消えた肖像画』が大変な秀作。1巻所収。

星野架名『緑野原学園シリーズ』(1983~92

 「花とゆめ」の「80年代後半のSFもの」のストーリーや絵柄の象徴キャラ造形についてはフォロワーがたくさんいた記憶

那須雪絵『ここはグリーン・ウッド』(1986~91)

 代表作はこれだってわかってるけど、白泉社作品なら私は『フラワーデストロイヤー』シリーズ最終編 『ダーク・エイジ』(1991)が好き。

山口美由紀プリンセス症候群』(1988)

 1巻完結の表題作かわいい短編集。所収の『月光夜曲ムーンライトセレナーデ−』がすごくよかったの、思い出しました。ビッグヒットがないの、なんでなんだ…。

山内直実なんて素敵にジャパネスク』(1988~93)

 氷室冴子原作ものの中で、長く支持されたコミカライズ成功例かと。

由貴香織里天使禁猟区』(1994~2000)

 すごく売れてた! 世界観が魅惑的で熱いファンが多く、「ぼく球」以来のビッグタイトルが出たと思いました。絵のタッチも今見ても素晴らしい。

山田南平紅茶王子』(1996~2004)

 代表作はこれだってわかってるけど「赤僕」より少し前にスタートした『久美子&信吾シリーズ』(1990~97)が好き。女子高生小学男子カップル物語大人になった坂田小沢にはハッピーエンドになってほしかったなー。

鈴木ジュリエッタ神様はじめました』(2008~16)

 いずれ『推し甘噛み』の人になるかもですが、まだこちらの方が有名かと。2012・15のアニメ化聖地巡礼企画も出ていました。

安斎かりん『顔だけじゃ好きになりません』(2020~)

 こちらも「推しもので、実写映画化が決定しています

<番外・別冊花とゆめ枠>

都戸利津『嘘解きレトリック』(2012~18)

オリジナルコミックス「環状白馬車掌の英さん」(2009)からずっと、ハートフルストーリーを展開。恋愛重視の作風ではない、往年(年配)の読者が考える「花ゆめらしさ」は別花に残っていたのかも。それがまさか月9原作。やはり時代は変わった。

明智抄サンプル・キティ』(1993~95)

ここまで挙げた白泉社作品の中では一番好き。とはいえ代表作は『始末人シリーズ』(1983~91)かと。このパターン多い。大大大好きな明智抄で(同人誌単行本未収録作品集」全5巻はコンプリート10選にも入れたかったのですが、作品リストを振り返ると『始末人』ですら本誌・別冊を行ったり来たり(後半は別花)、かと思うと「チツケイレン」の「アフロディーテはきずつかない」(1988)が単発で本誌に載ったりして、編集部運用どうしてたん…と。これからも読み続けることには変わりないのですが。

近作に抜け漏れ多くてすみません。明らかな抜けは増田知識アンテナが欠落している箇所です。とはいえ総論として、ガラかめ動物のお医者さんまでは不動かな、と。

もしよかったらブコメでいろいろと教えてください。

※著者名誤り、表記等一部修正しました。ご指摘ありがとうございました(深謝)。

2024-10-25

少女漫画は十選は難しい

少女漫画はやがて漫画卒業する読者を抱えてる所が特徴で、網羅している人が多分とても少ない。

りぼんなら「ときめきトゥナイト」「ちびまる子ちゃん」「有閑倶楽部」「お父さんは心配性花とゆめなら「ガラスの仮面」「アラベスク」「動物のお医者さん」「ぼくの地球を守って」「パタリロ別冊少女コミックなら「ポーの一族」「BANANA FISH」「BASARA」

最低限これは絶対入るよなって代表作は大雑把に解るんだけど、どうしても自分が熱心に読んでいた頃の漫画中心になってしまう。

単行本形式が同じだから読んでない頃のLaLa花とゆめがごっちゃになってしまう。

日出処の天子のように途中で掲載誌引っ越してる名作も少なくない。

あとオタクだったのでヒットを飛ばしていても王道キラキラ恋愛系を読んでいないって致命的な穴があり、雑誌代表作読んでない人間に選べるわけがねぇ感がある。

NANAすら読んでない女に少女漫画の何が語れるというのだ。

自分はとても楽しんでいたけど、馬鹿売れしてドラマ化もされたりしてた王道恋愛漫画押しのけて雑誌歴史に残るレベルなのか解らない。

無理。

2024-10-22

少女漫画誌別、最も重要漫画

なかよし史上、最も重要漫画

キャンディ・キャンディ - 1975年1979年

きんぎょ注意報! - 1989年1993年

美少女戦士セーラームーン - 1992年1997年

カードキャプターさくら - 1996年2000年

プリキュアシリーズ - 2004年

 

りぼん史上、最も重要漫画

ひみつのアッコちゃん - 1962年1965年

魔法使いサリー - 1966年1967年

アラベスク - 1971年1973年

ちびまる子ちゃん - 1986年

GALS! - 1999年2002年

アニマル横町 - 2001年

さよならミニスカート - 2018年

 

少女コミック史上、最も重要漫画

トーマの心臓 - 1974年

洗礼 - 1974年1976年

風と木の詩 - 1976年1981年

天は赤い河のほとり - 1995年2002年

 

別冊少女コミック史上、最も重要漫画

11人いる! - 1975年

BANANA FISH - 1985年1994年

BASARA - 1990年1998年

 

花とゆめ史上、最も重要漫画

はみだしっ子 - 1975年1981年

ガラスの仮面 - 1975年

スケバン刑事 - 1976年1982年

妖精王 - 1977年1978年

小さなお茶会 - 1978年1987年

パタリロ! - 1978年

笑う大天使 - 1987年

動物のお医者さん - 1987年1993年

フルーツバスケット - 1998年2006年

 

LaLa史上、最も重要漫画

摩利と新吾 - 1977年1984年

綿の国星 - 1978年1987年

日出処の天子 - 1980年1984年

CIPHER - 1985年1990年

夏目友人帳 - 2003年

 

週刊マーガレット史上、最も重要漫画

アタックNo.1 - 1968年1970年

ベルサイユのばら - 1972年1973年

エースをねらえ! - 1973年1975年

つる姫じゃ~っ! - 1973年1979年

KISSxxxx - 1988年1991年

花より男子 - 1992年2003年

 

別冊マーガレット史上、最も重要漫画

愛のアランフェス - 1978年1980年

おしゃべり階段 - 1978年1979年

伊賀カバ丸 - 1979年1982年

いつもポケットショパン - 1980年1981年

ホットロード - 1986年1987年

俺物語!! - 2012年2016年

2024-09-22

anond:20240921223015

ガラスの仮面

紅天女マヤアユミのどっちラカに決まる前に読むのやめた

結局どっちになったんだろ

2024-08-21

anond:20240821163320

>>1、それなwwwwハンターハンターは連載再開するってだけでもう神wwwww

ガラスの仮面ヒストリエとかもはや都市伝説級だしなwwwww

>>1も気長に待ってりゃ、>>1の希望がかなうかもなwwwww

でも期待しすぎんなwwwww逝ってヨシ!

2024-08-19

anond:20240819105003

この増田ガラスの仮面とかから引用したりしても高齢おばさんって言ってきそう

ちなみにガラスの仮面は今無料で読めるから読んでね

いまリバイバル文化なのか昔の漫画がよく無料公開されてるよ

2024-08-18

ガラスの仮面、全49巻読み終わったけど、これ終わるのにあと5巻は欲しいよね?

終わるのか?

終わるのだろうか?

描き始めることが出来れば2年ぐらいでババっと仕上げることは出来そうだけど、そもそもそれが現実的なのかが分からない。

現状はあらゆる作中の伏線収束していっている所であり、これを「俺達の戦いはこれからだ!」とやってしまっては全てがどっちらけてしまう。

出来なくはないと思う。

モノローグを使いまくって「Aのお芝居は大成功した。具体的にはここがよかった」「Bのお芝居も大成功だった。ここが本当に良かった」「甲乙つけがたいぜー!紅天女をめぐるバトルはこれからだ!」「PS紫のバラの人との関係は進展してます 朝チュンチュン」でかませば1話に圧縮可能だ。

年表エンドの如き無理やりなラスト可能

だけど、ここまで盛り上げておいて、本筋に+αするための要素をこれでもかと盛り付けておいて本筋自体ハイハイチャッチャッで終わらされたら読者もやるせないだろう。

今、ガラスの仮面は本当に盛り上がっている。

作中最大の山場だ。

フルコースで言えばメインディッシュが運ばれてきた直後、カートの上にはクローシュを被せられた皿が並び、ウェイターがツラツラと今宵の主役が如何に素晴らしいか説明していくれている最中だ。

もしここで「すみません。もう閉店時間なので一口分だけの提供とさせていただきます」と言われたとして、納得できるものがいるだろうか?

SLAM DUNK山王工業高校戦、20点差をつけられた直後に突然モノローグが入り「なんだかんで20点差をひっくり返し激闘を制した。その後の3回戦、嘘みたいにボロ負けした。その試合桜木山王戦の負傷により出られず、今はリハビリである」で終わったら歴史に残るクソ漫画になっていたことだろう。

ガラスの仮面、本当にちゃんと終われるのか?

描くべきものは誰もが分かっていてあとは最後の仕上げを残すだけとはなっている。

仕上げを待たなくても書き上がりの景色の8割程度は想像がつく。

片腕のない彫像を見たとき、それ以外の部分がないはずの腕の形を教えてくれるようにだ。

だが、腕の先にある指の形まではわからない。

もはや勝負行方など作者にとっては枝葉末節なのやも知れぬが、読み手としてはハッキリと勝負の中でその答えを知りたいのだ。

描かないわけにはいかないだろう。

作者という神が、どのような答をこの物語に下すのか。

作品世界を生み出した神としての最後の大仕事だ。

天地創造における6日目だ。

まだ7日目ではない。まだ休むときではない。

2024-08-17

ガラスの仮面を令和に初めて読んだ感想

一挙公開していたので一挙に読んだ。

まずはその目と睫毛のギラギラ(白目)に面を食らうも途中で読みやす漫画だなと気づく。

誰が何をしているのか、舞台上で複雑なことをするのに全部わかる。

背景が薄いわけではない。むしろ最近流行りのスッキリして読みやす漫画とは真逆。でもそれより読みやすい。思えば昨今の漫画効果音が少ない気がする。

一気に読んでしまう。勢いがある。

登場人物たちのパワハライジメ嫌がらせ描写犯罪の域。昭和はみんなこうだったんだろうか。いや流石に昭和への風評被害も多そう。でも影響された舞台人多そう。

漫画描写と演技の説得力えぐいマヤ亜弓も演技の天才だけど、作者は漫画天才だよ。

マヤがなりきってるとか亜弓集中力とか描かれる割に舞台上で雑念が多くて人間を感じた。安心

真澄はロリコンなんだけど成人まで一線は引き続けたし生活をずっと見ていたわけでもなく億単位推しに貢いだので名誉ロリコンでいいと思う。なんだろうなこの面白いキャラは…。

でもやっぱ酷いよ母親の件は。最近漫画では序盤に現代レベルちょっと意地悪いことして終盤までアンチに叩かれるキャラよりも酷い。ただあの母親も酷かったかマヤ感情ちょっと特有の執着あるよな。あの母親もやべぇ。月影先生もやべぇ。モブも含めてやべぇやつばっか。

かの有名な紫のバラの人バラ口に咥えて立ってるんだろうなと思ってたけどそういうんじゃなかったんだな。あと聖唐人紫のバラの人勘違いしてたけどあの人ただの秘書インタビュアーなんだなぁ。聖、真澄のなんなんだろう。

水城冴子が一番好きだ。多分この人は令和でもやっていける。全登場人物含めて令和でやっていけるのはこの人だけ。中盤から謎に見守るモブみたいな無意味登場あって、書きたいだけか人気出たものだと想像

桜小路くん普通に平成的な良い子なのでこの漫画にいるの可哀想。あの彼女幸せに過ごしていたらあんなことにはならなかったのに。読者が彼を邪魔に思うのも当て馬の定めか。甥っ子にしたい。

桜小路くんといい里見といい、本命以外の複数の男に淡く恋をするヒロインが新鮮。毎回ちゃん嫉妬してグラス割っちゃったりしてる真澄くん草。

亜弓勝手孤独な女だと思ってたら家族にしっかり愛されてて赤井秀一みたいだなと思った。亜弓イカれてる女なのだマヤもっとイカれてるので、二人こそ魂の片割れしか思えないし真澄よりお似合いだとは思う。

でも真澄みたいな人脈と経済力がないとマヤは多分社会不適合者であるのでマヤには真澄しかいないんだろう。桜小路くんにマヤは扱えない。

そう思うとずっと同居してる麗やばくね?あれこそ愛だろ。

でさぁ終盤の展開なんだけど紫織はもう…そういう役回りだよな!!と…

本来は様々なエンタメを見る前にガラスの仮面を初期で見ておくべきだったんだろうな。あらゆるテンプレ展開がオリジナル描写としてなされているので先が読めてしまう部分があったのだが、先はない…続きはまだ描かれていないということで。

亜弓の展開にはびっくりした。飛躍して牡丹と薔薇展開か?と予想したがマヤと真澄はよくっつけや感もあるので、そうはならないだろう。

どうやら物語自体も終盤らしいので数巻で終わりたい気持ちはあるんだろうが、ストーリー的にはまだ20巻くらい続けられるんだろうなと思ってしまう。

でも舞台描写は圧巻である。命を削っているんだろうなぁ。

とにかくまとまってない感想ではあるが直後の感情をそのまま書いた。とんでもなく面白い漫画ですね。

anond:20240817162121

横だけど

俺はリアルタイム浜村淳

なんでこうなるんでしょうねーーーーー!!!

ってガラスの仮面アニメラジオでディスってたのを覚えてるから

元増田が言ってるのは昔のほうだと思う

anond:20240817161646

ガラスの仮面アニメよくできてるじゃん

2回アニメ化されてるけど最近の方ね

テレ玉で今放送してる

もうすぐ終わるけど

anond:20240817004204

ふーんそうなのか

でもガラスの仮面って

アニメはそんなに出来が良くなったような記憶がうっすらと残ってる

それほど演出意図が明確なもの原作にしてつまらないアニメってつくれるものなのかな

ガラスの仮面(1975年連載開始)の読みやすさ、イカれてるとしかえんな・・・

ブラックジャックの少しあと、こち亀より少し前、そんな時代に生まれ作品としてオーパーツレベルだろ。

漫画文脈がいよいよ洗練されていく過程に出来た作品でありながらここまでスッキリとした読み味、演出意図メリハリ視線誘導の迷いの無さは時代を考えれば異常としか言えん。

同じ時代に生まれた化け物コンテンツとして釣りキチ三平ポーの一族があるけど、これらの作品も今読むとどこかゴチャついた読みにくさがある。

だがガラスの仮面の読み易さはなんだ。

何が恐ろしいって、どのページもどの演出も「これをどういう気持で受け取ればいいのかわからない」と迷子になることが一切ないことだ。

それぞれのシーンの作中における意図がハッキリと伝わるわけだ。

この時代漫画といえばよくあるのが、コマやページの空白を埋めるように粗雑なギャグが挟まり、迷い箸のような行儀の悪さを感じさせることだが、ガラスの仮面ではそれが極めて少ない。

これから何を描きたいのか、次に何を読ませたいのか、物語をどこに向かわせたいのか、それらが作者の中にシッカリと固まっていて、それを読者に精緻に伝える漫画的なコミュニケーション力を持っている。

何より凄いのが「この物語をただそのまま楽しませることができれば、読者はそれだけで満足するはずだ」という確固たる自信だ。

それが虚勢なのか本心なのかまでは紙面だけでは伝わらないが、ただ一直線に作品を読者にめがけて投げつける渾身のストレートのなんと鋭く重いことか。

漫画が無数の技術文脈を身に着けた時代を生きる50年先の未来人が読んでなお、「漫画が上手い。漫画力が高い」と思わせるここの普遍的技量、揺らぎのない精神性はなんだ。

とんでもない作品だな。

50年弱も連載して未だに完結もしないダラダラと間延びした過去遺物だと思っていた自分が恥ずかしい。

正しく知る誰もがその完成を待ちわびる漫画界のサグラダ・ファミリアだ。

漫画力の高さが本当に狂っとる。

どうやったらこれを1970年代に描き始められるんだ……

2024-07-24

映画館予告編を観て、『ウィキッド』が映画になるのを初めて知った。

タイトルに『ふたり魔女』とか付いているるし、どうも映画ダブル主人公として描いてるっぽい…?

ミュージカルの方は『ウィキッド』(悪い)というタイトルといい、宣伝に使われているのが緑の肌の女性である点といい、

あくまで後に西の悪しき魔女とされるエルファバの単独主人公だと認識していたんだけど。

そしてフィエロエルファバに対する愛がメインテーマの一つだと思っていたので、

予告にミュージカルではエルファバの相手である男性フィエロ殆ど出てこないのに違和感があってしょうがない。

もしかして昨今流行りの、女同士の友情素晴らしいシスターフッド尊いをやるがために男女の恋愛をなかった事にするパターンか…!?予告とタイトルからはそうとしか思えない

しか役者さんもエルファバが黒人グリンダが白人でそれもアリアナ・グランデという人気者を使っている時点で

グリンダの方に人気を出したいのが見え見えなんだよなー

まるでガラスの仮面ふたり王女最初の予想通りにアルディスを亜弓さん、オリゲルドをマヤが演じていたバージョンみたいじゃん

何の面白味もない

まあミュージカル自体原作重要人物であるオズの魔法使いを悪役にしていていまいちではあるんだけど…

2024-05-27

片付け中に漫画読んじゃう癖マジでやめなきゃな、時間無駄

ガラスの仮面デトロイトメタルシティも幾度となく読み返したし今さら読まなくていいぞ、俺

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