はてなキーワード: 除夜とは
ある宗教は、ベランダにびっしりチラシを貼っていた。集合体嫌いだからやめてほしい。あと新聞の資源がもったいないから再生紙になったら買う。
そいつは「ゲーム好きならこの映画観てよ」とチケットを押しつけてきた。有名な人が起用されている。だけどその有名人は神じゃない。ただの人間だ。魔人代表のギジリにもすごいの代表オジマンさんにも失礼だろう。
ペルソナの悪魔は〜って取り上げながら、主神について丁寧に説明してくる。
コラ、ペルソナはペルソナだ。心の有り様であって悪魔じゃない。
ほっとくとセールストークが止まらない。神話マニアのこちらの好みをつかもうとしてるんだろうが、こちとら創作も嗜んでいる。
悪魔は人の心なんて割とどうでもいいんだよ。ゆらゆら揺らぐのが面白いだけなんだよ。
クトゥルフ神話ぶつけてやろうか。
久しぶりに話したいの、と言って喫茶店に叔母を連れてきたそいつ。真面目な話からじわじわ宗教の話にシフトする。
脳内では既にマリリン・マンソンと除夜のガバキックの相性について考えていたが、聞いていたことにされていたらしい。
後日、さらに何かに書いた自分の心電図文字を判読してポストに新聞をぶちこんできた。
よく読まないで捨てた。
また後日、電話がかかってきた。ちょうど音ゲーをしていて曲(解禁したてほやほやの低音がうるさい曲)が始まるところだったので、ちょうどくぼみになっているスピーカーの横に電話を置いた。いつもの癖で置いたのだけど、もしかしたら受話していたかもしれない。
新聞も来なくなった。
年賀状の住所録を整理していたら、やつらの住所が見つかったので処分した。
それで思い出した。