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2012-06-22

金がないから「いい音楽」作れない?~ビジネス至上主義の末期症状

このブログを読んで、音楽大好き人間のおれからすると、「あぁ、こういう人が音楽業界ダメにしたんだな」と思った。

http://kasakoblog.exblog.jp/18220333/

この人が言うのは、要するに「ある金の範囲で稼げ」「最高の品ではなく、売れる品を作れ」ということだろ。そういうふうに端的に書くと「そんなことは言っていない」と言いそうだが、端的に書くとそうだろう。「ビジネス感覚」というのうが、まさにそれを表している。芸術としての音楽じゃなくて、ビジネスとして音楽を見ているわけだ。そこには「売れれば良い」という思いしかない。

ちなみにおれは音楽家ではない。趣味音楽をやっているけど、本当に趣味でやっている範囲だから収入など全くない。そんな身分から見ても、本当に昨今の音楽業界って終わってんだよ。で、なぜ終わっているかというと、ビジネス至上主義の氾濫に尽きる。音楽には消耗品芸術品がある。消耗品というのは、アイドルの曲だ。芸術品とはアーティストの曲だ。例えばAKB48の曲は消耗品ビートルズのように、解散してもなお歌われたり演奏される曲は芸術品といえる。

なぜAKB48を消耗品というかというと、一定期間経つと売れないからだ。これはCDショップをみれば分かる。AKB48のようなCDはある一定期間経つと売れない。それにリアマスターやらコンピレーションアルバムも出ないだろう。それは音楽的に価値がないからだ。有名なアーティストは曲そのもの価値があるから、リアマスターやらコンピレーションアルバムが出る。そして、解散した後でも売れる。それはアートならではといえるだろう。

まぁ、ぶっちゃけるとAKB48とアーティストを比べるのも間違っているが。AKB48は「アイドル」であって「アーティスト」ではないからだ。アーティストとは同じは畑で稼いでいるだけで、実際は別物なのだ

で、ちなみに「売れれば良い」という企業やら業界は基本的に死んでる。「マスコミ」もその1つだ。売れれば良い記事を書き続けた結果、「マスゴミ」といわれるほど信頼を失った。ちなみに先ほどの挙げたブログの筆者も、ライターというマスコミ関係者らしい。なるほど、だから「売れれば良い記事」を書いたのか。まぁ、このライターが説くビジネス至上主義も、彼の立場上仕方のないものだろう。なぜかというと、ライターの記事も消耗品からだ。ライターは「いま売れる文を書く」という消耗品作成するのが仕事からだ。ちなみに、これと相反するのは作家だ。作家文学芸術家で、「いま売れる文を書く」ということはしない。その結果、何年にも渡って読まれる文を書き上げる。音楽家も同じだ。モーツァルトハイドン・セットは2年の歳月をかけて完成した、ベートーヴェン交響曲第5番作曲から演奏までに4年、交響曲第9番については、10年の歳月をかけて作られている。これは極端な例だが、アートというのはこういうものなのだ

音楽業界が残念なのはアートな部分を無視してビジネスに走って自爆したことだろう。ビジネスも大切だが、アート無視しすぎた。ちなみに音楽業界では著作権のことが話題だけど、これも結局ビジネス的な発想なので、自爆するんだろうなと思っている。

なんかもっと愚痴りたいけど、もう寝る。誤字脱字とか確認せずに寝る。

2007-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20070720171352

音楽アヒルを並べていたころ既にオリジナル曲を作ってみんなに聞かせていたし、

確かにピアノリコーダーの演奏技術はつたないが自分にそこまで音楽才能がないとは思っていない。

当時音楽先生が言っていることは意味がわからなかったし、意味があるものだとも思えなかった。

山の上の魔王感想を問われたとしても、茶化した感想しかでてこない。

優等生の振りはとことんできなかった。

つまらなかったので態度に出ていたし、ショパンを聞くぐらいならハイドンを聞いていたかった。

滝廉太郎を聞くぐらいなら大滝詠一の方がいい。

友人で音楽教師になったやつがいる。

ドラムだけはムリだから、そこは打ち込みにしてバンド形式にしてグループレッスンにしたら?と、提案しておいた。私立なのでやってみるそうだ。それなりに有名な私立なのでこれに引きずられて数年後に公立校も変わっていたら面白いなと思う。

あ、でもjasrac音楽の授業にもきちゃうのかな?

教科書に載っているというポップス印税とられてるのか。

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