2024-09-13

anond:20240913115711

idiosyncrasy worth spreading

ヲタク常識偏見ちょっと超えた先にある素晴らしい世界

そんな「良い」ともっと評価されるべきモノやコトを

他者に広め、啓発し、布教して――

同じ楽しみを共有できる仲間を作ることに生き甲斐を感じるものなのだ

から私財をはたいてでも「観賞用、保存用、布教用」などと同じものを3つ買うような思考が生まれ

あるいは、物理的な遺伝子、geneを残すことに自分が向かないと理解しているからこそ――

なんらかの文化的遺伝子、memeを残す一助となることに執着するのかもしれない

どんな形であれ……人間社会性の檻に囚われたまま生き続けることから逃れられない

 

増田の例でいうと、パッと見てわかるハーレム巨乳のような常識的に見れば賛否ありそうな属性があってもなお

そんな懸念些細なことだと思えるくらい、あるいは懸念を逆手に取って合理性付与するような、想像を超えたすばらしい筆致があるからその作品を勧めてくれたのだろう

偏見をもたずに触れてみれば、世に出ているほぼすべての作品は確かに見るべきところがあるものだと分かるだろう

もちろん見るべきところがあったとして楽しめるかどうかは「好みによる」としか言えないが

それでも歴戦のヲタクは、自分既存の好みに頑固になりすぎては嗜好は広がって行かないことを熟知している

それゆえ他者に対しても、相手推定ストライクゾーンから若干ズレたものでも果敢に挑むことを勧めてくるものなのだ

彼ら自身は、その雑食とも言える進歩的気質ゆえに、合いそうにないものに触れる際に普通の人よりもストレスを感じにくくなっている可能性がある

からレコメンドの際も、相手負担に感じるポイントに関して鈍感になりがちという側面もあるかもしれない

これが嗜好に関して保守的な人が感じるストレスの種となることは想像に難くないのだが、思考回路が少しでも分かれば受け流す余地も生まれるのではないだろうか

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