2024-09-12

斎藤元彦と出世する人たち

会社ってのは創業社長とか創業家とかの絶対権力者がいる。

政治も似たようなもんよね。二世三世権力者になる。

絶対権力者がどんな人間幹部に取り立てるかって言ったら、そりゃあ自分に従うやつでしょ。組織全体の最適人材なんかじゃない。権力者にとって都合がいい、心地よい人材が登用される。

どうして民主的社会なのに、ほとんどの会社で上を向いて仕事するやつが偉くなるのかというと、トップ民主的に決まるわけではないから。

サラリーマンだった時に、上司社長が出席する会議をそれはそれは重要視していて、部下である増田にも最重要視するように求めてきた。

理屈でそう動いているというよりは、偉い人と直接接することができる機会が嬉しくて仕方がない様子だった。

一方、増田にとって会議なんて不毛で、現場専門性を知らない社長なんて誰でも良かったし、現場の都合で会議に出ないことが多かった。

社長が殊更に嫌いだったわけでもないし、会議必要性もある程度理解していたし、増田プレゼンするような時はしっかり資料を作って出席していたけれど、置物でも構わないような時は目の前のお客さんを優先した。

結果として増田会社を去り、上司はより偉くなった。

上司のような人達は心から権力権力者が好きであり、理屈ではなく感情で上を向いて仕事をしている。自分現場よりも上が好きなのでそれが当然であり、現場を優先する一般人の行動を理屈では理解できても感覚感情として感じることはできないのだろう。

から結局権力層には、上を向いて仕事をする人間けが集まる。自分は上が大好きなので、部下がそうでないと理解できずパワハラになる。自分にとっての当たり前ができていないんだからイライラするだろう。目の前のお客さまより会議大事なのなんて管理職なら当たり前でしょってこと。それを理屈じゃなく当たり前の感覚でないとダメなんだろう。

維新斎藤元彦への評価が高いのはそういうことでしょ。上司のために最大限奉仕する人なんでしょう。評価は高かったんじゃないの。まさかこんなことする人には見えなかったのでは。

でも元彦は知事になり、元彦の中では絶対権力者になったはずだった。

何で絶対権力である自分に部下が最大限奉仕しないのか肌感覚理解できないのでは。自分は当たり前に奉仕してきたのでしょう。

「上には弱いクセに」ってよく言われるけど、「上に弱いからこそ」なんだよね。全ての人間自分と同じで上に弱いのが当然の世界観から

元彦の対極が粗品なんじゃないかな。

何でもそうだけど極端なのは良くないよね。後進にも先輩にも配慮必要

維新判断が遅かったのは維新全体が元彦気質世間感覚理解できないのかもしれんですな。

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