2024-09-02

ルーピーさんとヒモ男さんの日常

ある日、量子重力理論研究所飲み会の席で、ループ量子重力理論研究するルーピーさん(48歳)と超弦理論研究するヒモ男さん(45歳)が、酒の勢いも手伝って熱い議論を交わし始めた。

ルーピーさん:「おいヒモ男!お前の超弦理論なんて、ただの数学オナニーだろ!現実世界とは何の関係もねえよ!」

ヒモ男さん:「はぁ?言ってくれるじゃねえか、ルーピー。お前のループ理論こそ、ただのおもちゃみてえな理論だろ。宇宙の真理からはほど遠いぜ!」

ルーピーさん:「なに!?俺の理論3次元で構築されてんだよ。現実世界のものだ!お前の10次元なんて、誰が見たこあんだよ!」

ヒモ男さん:「バーカ!10次元があるからこそ、すべての相互作用説明できるんだよ。お前の理論じゃ、統一理論の夢も見れねえぞ!」

ルーピーさん:「ふん!夢見てろよ。俺の理論は具体的なイメージがあるんだ。お前のヒモみたいな抽象的なもんじゃねえ!」

ヒモ男さん:「はっ!具体的だと?1次元ループ3次元空間説明しようってんだから、お前こそ抽象的すぎるんだよ!」

ルーピーさん:「うるせえ!少なくとも俺の理論実験検証できる可能性があるんだ。お前のは永遠に検証できねえだろ!」

ヒモ男さん:「なに言ってんだ!技術進歩すれば、いつかは検証できるさ。それまでに、お前の理論なんて忘れ去られてるぜ!」

ルーピーさん:「ちくしょう!俺の理論が正しいって証明してやる。絶対にだ!」

ヒモ男さん:「ふん、言うだけなら簡単だな。100年後に会おうぜ。どっちが正しかたかあの世で笑い合おうじゃねえか!」

二人は互いに睨み合い、ビールジョッキを乱暴に置いた。周りの研究者たちは、呆れながらも興奮した様子で二人の口論を見守っていた。

研究所長:「まあまあ、落ち着けよ二人とも。どっちの理論も、まだまだ発展の余地があるんだ。これから切磋琢磨していけば、きっと真理に近づけるさ。」

ルーピーさんとヒモ男さんは、まだ互いに不満げな表情を浮かべながらも、しぶしぶ握手を交わした。

ルーピーさん:「くそ...負けねえからな。」

ヒモ男さん:「こっちもだ。絶対に真理を掴んでやる。」

こうして、酔っぱらった二人の研究者は、それぞれの理論への情熱を胸に、ふらふらと帰路についたのであった。彼らの熱い議論は、量子重力の謎を解く鍵となるかもしれない。あるいは、単なる酔っぱらい戯言で終わるかもしれない。真相は、宇宙神のみぞ知る。

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