メイクにはセルフケアの効能があるのだ、とこの素晴らしい慣習をなぜ旧弊な男どもは取り入れないのか?と不思議がってみせますけどね。傲慢すぎやしませんか
化粧の意味は一側面としてケアや自己表現である以前にずっと社会性のもので、ある種型にはまりにいく作業だってことは女性の皆さんの方がご存じじゃないですか。なんでそこを都合よく忘却するんですかね
そういう文化は別に片務的に女性だけにあるものではなくて、男性に対しては筋トレをしろとかがそうで、社会化圧力と自己実現の両義的な機能があるのも同じですね。両性に課されるものとしてはいい服を着ろとかね
現にメイクなどしなくてもマジョリティ男性は男性自身の文化を通じて自律的に振る舞ってきたのであって、化粧を自己表現ではなく社会適応のための謂われなき苦役として捉えている女性がいくらでも存在するように、男性のセルフネグレクトというのはすでにそういう適応から漏れた人間の問題なんすよ
男性が女性文化をミソジニーで退けてるなんつってますがこれは逆で、男性は何を通じてケアをするのか?というところへの無関心からこういうセリフが吐けるわけです。ケアの文脈においては女性的なコミュニケーションの仕方を「正解」としてるってだけの啓蒙しぐさですね
狭い層の男性に対して化粧は重量挙げのオルタナとして機能するかもしれないから一概に跳ねのける必要はないですけど、すべての男性が女性の慣習を見習ってハッピーでよかったですねって話では断じてないですよ
まあフェミニズムの従僕たる男性学の唱える男らしさの解体が画餅であり、実質的な男らしさ2.0でしかないことはずっと昔にバレてるんでいいですけどね
ケアの文脈においては女性的なコミュニケーションの仕方を「正解」としてる しれっとなかなか胡散くさい文言を仕込んでるな
コミュニケーションの話してたか?
セルフケア増田というかフェミ的には「男性文化によって自律してきた」上澄みの方の男であっても女をケア要員にして依存してるからダメでーすwって話じゃねえの?
男性学w