タイトルのような事―――ハッキリ言えば、馬鹿な事―――を言い出してる人がいるけどさ。
その妄想(笑)を実現可能な費用を、一人当たり何万円として計算してる?
例えば、仮に一人当たり10万円ぐらい借金をさせて、その借金のカタに「◯◯候補に投票して、投票用紙を撮影してアップしろ」とやるとしてさ。
令和2年の都知事選では、小池百合子は366万票余りの得票数で当選したわけだけど。
もう少し少なめの金額で、一人当たり5万円で計算しても、それでも単純計算で1830億円が必要になるんだけど。
そんだけの金を用意できるなら、もう少し別の手段を考えると思うよ。
古い話だけどさ、昔「焼き魚の焦げた部分を食べると癌になる!」と騒がれたことがあったよな。でも実際は、焼き魚の焦げた部分を食べて癌になるとしても、膨大な量を食べないとならない。つまり、現実的な話ではない。
放射能デマでも分かるとおり、量の概念を考慮しないで恐怖を煽るのは、馬鹿のすることだから。
ちなみに、東京都選挙管理委員会事務局の公式の見解では、期日前投票で投票日当日ではないこと、他の投票者を撮影しないことを条件に、投票者自身の記入した投票用紙を撮影することは、問題が無いと明言しています。
ところが、今回の東京都知事選挙では「期日前投票の場で、自分の記入した投票用紙を撮影しようとしたら止められた」と証言する人が多数見られました。
不思議ですね?
これはあくまでも仮定の話ですが、もしも特定候補者を支持する係員が、根拠も無く独断で、係員自身の支持する候補以外に投票する有権者の行動を妨害したのだとしたら? この場合には、かなりの問題だと思いますね。