https://gentosha-go.com/articles/-/60522
内容としては
・ある日妻が急死した
・本来貰える筈だった死亡保険金どころか遺族年金すら夫は受給資格が無く、ローンもあり今後の生活に不安を抱える
というもの。
この内死亡保険金については、妻側が受取人を義母の名義のままにしていたという単純ミスだが、遺族年金の不支給はさすがに酷い。
「死亡したのが逆だったら貰えました」
という言葉は、余りにも重い。性別が違うだけで、公的な支援の対象外とされてしまうのだから。
記事のケースでは共稼ぎでまだ遺された夫側にも収入がある状態だからまだ救いがある。
しかしこれが、妻が主たる生計者で夫が専業主夫(またはパートタイマー等)であった場合はどうなるのか?
50歳も過ぎ、老後も見えてきた所で、ある日突然主たる生計者が亡くなってしまう。
遺された遺族、本来は遺族年金でしばらくは食い詰め無いで良かった筈なのに、まさかの不支給。
家族を喪い悲観に暮れる間もなく、生活の不安が金銭的にも一気にのしかかるのだ。
男女平等を謳っておきながら、未だに夫が主たる生計者で妻は付属であり、故に遺族年金が支給されるという思想はあまりにも古く差別的だ。
しかし是正を訴えるフェミニストやリベラルはほぼ見かけない。普段あれほどまでに男女平等を主張しているのにね。
男性が不利な制度はそのままにしたいという、差別的な欺瞞。それがフェミニズムやリベラルなのだろう。
これって法の下の平等に反してるかもしれないよね。 男女で差をつけることに合理性があるのか裁判で争ってみて欲しい。