2024-02-18

セクシー田中さん》今後の展開に期待すること

調査を一歩踏み込んでやって欲しい

日テレが社内特別調査チームを設置することを決めました。

誰が何をしたのかが調査され、都合の悪い部分は少し隠したりする報告が出てくると思います

その際に「なぜ、その悪いことをやってしまうのか」まで調査して欲しいです。

そこが分からないと現実的効果がある再発防止策が打てないと思います

テレビ局現実的な再発防止策を持てないのではないか

日テレが出しそうな再発防止策としては

  1. 番組制作にあたって原作者意向尊重する
  2. 番組が、原作者意向尊重したものかどうか放映前に審査する審査会を設置する

あたりになるんじゃないでしょうか。

この場合に、原作者意向尊重して番組制作したが「これでは視聴率は取れない」という仕上がりになっていたら、どうなるんでしょう。

「もう少し視聴率が取れるように内容の修正を」「出版社に行って原作者の了承を取ったことにしてもらおう」という動きになると思います

これでは再発防止になりません。

「そこはテレビ局の人だって、今回の件で反省して……」と思いたいところですが、難しいですよね。

テレビ局の人が自身良心にしたがって低視聴率を受け入れるなんてあり得ないでしょう。

他に日テレが出せる再発防止策としては

  1. 原作の改変を良しとしない原作者作品は、映像化しない

はあります

原作に頼らず、脚本家の育成に力を入れ、オリジナルドラマを増やせばいい。

でもこれを、テレビ局の人たちが自ら積極的に行なうこともないでしょう。

テレビ局の人が、自ら苦労して、何かをやろうというモチベーションはないでしょう。

再発防止を打ち得るのは小学館ではないか

小学館

  1. 原作の改変を良しとしない原作者作品は、映像化しない

をやれるかも知れません。

メディアミックスによる売上増を諦めることになりますが、テレビ局と比べたら、まだマシな判断ができるだろうという期待です。

出版社の協力が得られなければ、テレビ局も違う原作を探すか、オリジナルを作るかせざるを得ないです。良心を鑑みての行動変容ではなく、状況への対応になるので、テレビ局の行動変容も期待できると思います

漫画家ができることは

漫画家原作の改変を良しとしない場合実写化許可しない方が良いです。

ただ出版社との力関係の中で、意に沿わない許諾をしてしまうこともあると思います

なので、最も現実的なのは出版社による再発防止なのではと考えています

ということで

と、色々なことを考えていく際に「なぜ、その悪いことをやってしまうのか」が分かった方が良いです。

テレビ局の人もオリジナルをやりたいが、できあがったオリジナル脚本が面白いかどうか判断する目をもったプロデューサーがいないとか。

ドラマが一回コケると出世コースから外れてしまうので、安全サイドにふって人気漫画実写化したがるとか。

出版社編集も、上から売上増のプレッシャーがかかっており、原作者意図無視して実写化許諾を押し付けざるを得なくなってるとか。

どこで止めるのが、現実的なのか。それを踏まえた再発防止が打たれるといいなと思います

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