とりあえず「安い」って意味に「こちらの希望する価格では取引してもらえないと言う意味」は無いですよ。なんかよくわかんなくなってるでしょ。
「安いから買う」というのはこちらの提示した価格に納得感を持ってくれているという意味で「高いけど買う」って言われるよりはマシで、整理すると、
の順番に儲からない。一番いいのは「安いから買う」で、これは1000万円の車でも「価値に比べれば安い」と思ってもらえるのが一番好きに値付けができている状態。また、経済を支えるのは超高級品を少し作る産業ではなく、大勢の人の雇用を支えるくらい大量に量産するものの方が支えになる。従って、安い量産品は、きちんと利益が出ている限りは最も望ましい。
次が「高いけど買う」で、これはこの間のiPhoneみたいなもの。高いけど他に選択肢が無いので買う。これの問題は、もっと安いものが出るとそちらに移られると言う意味で、良い状態では無い。仕方なく買うと言うニュアンスがある。なので、一瞬で次の「高いから買わない」に移行する。売れなくなる前兆。
ですので「安い」というのは悪いわけじゃないです。悪いのは、貴方もかいてるけど、削っちゃいけないところまで削って価格を下げたところです。500円で売りたいものを300円と言われたなら、人件費削って300円にするんじゃなくて、どうなってれば500円で売れるかを考えることですね。そして、国内回帰している製造業は、そこが国内ならできると踏んで帰ってきていると思われます。
簡単に言うと、チャイナリスクに代表される、カントリーリスクのこと。つい最近だとコロナ禍で中国がロックダウンしたら、中国に関係の無い国にある工場まで止まってしまった、という様なこと。
中国に限らず、インドネシアなど政治情勢が不安定な国は敬遠される。なので、日本など政治的に安定している国に一定の生産能力を残しておくことによって、そのリスクを軽減しようとする動き。
日本は世界的に、政治情勢におけるカントリーリスクが低い国と見做されている。一方自然災害には弱いと思われていたが、最近の気候変動により、他の国のリスクが上がっているので、相対的にリスクが小さく見られているようだ。
給料上げろ!時給上げろ!とか言ってるおじさんおばさんに限って安いものを好んで買って安くていい日本製なんか死んでも買わないみたいなの、お前らのせいでこうなってんだろって...
いや、いいものを安いは別にいいだろ。 事実日本の工場回帰は人件費が多少下がったことより、ロボット化のほうが大きいんだぜ。 まぁ、もっと大きいのは地政学的リスクの話だけど...
安いって言うのはこちらの希望する価格では取引してもらえないと言う意味で、あんまりよくないと思ってます、安くて利益がちゃんとあるならもちろんいいと思います 普通に日本国内...
「安い」とは「cheap」ではなく「Reasonable」 とりあえず「安い」って意味に「こちらの希望する価格では取引してもらえないと言う意味」は無いですよ。なんかよくわかんなくなってる...
とてもためになるお話ありがとうございます、こんなところで思いがけず勉強になることを聞けて恐縮です。 ちょっと、まだ学生なので、上手に言葉にできないのですが安いの価値観が...