2023-08-03

[]生産性とは?

生産性という言葉意味についてメモ

生産性という言葉モデル化する方法複数あり得る。

最も考えやすいのは「何かを入れたら、どれだけ出てくるか」というinput-outputモデルで考えることができる。

おそらく一部の人はinput=労働人口, output=生み出した収益、として計算したいと言うだろう。要するに「人間よ、生産的に働け」と言いたいようだ。

しかもっとシンプルモデルとしては、inputとoutputの次元を一致させるために、input=投入金額(¥), output=生み出した利益(¥)として計算できる。

 

productivity = output ÷ input = ¥/¥ = 無次元

 

次元であるので、割合と同じ意味合いを持つ。投入金に対して、生み出した利益はどのぐらいを占めるのか、である

このように、inputを労働人口よりも¥に換算することで、例えば金融正当化することはできるかもしれない。

inputを労働人口で考えた場合「より少ない人数で利益を沢山生み出すのが良い」ということになり、人件費考慮されていないことになる。しか労働以外の技術要素などが考慮されていない。

かに国民幸福という観点でみれば、inputは分配されなければならない。

  

input = 労働者にかかるコストA + それ以外のコストB = ¥

 

もしinput一定とすると、AとBという生物資源を奪い合って争っているような形になる。

outputが向上しないなら「人工知能を使えば生産性が上がる」ということはない。むしろそれは、最大限Aを投資しても、まだinputに投資できるとき人工知能などのBに投資するという話が出てくる。

国民が働けるように環境を作るのであれば、AとBの争いが生じた場合に、Aを優先できるような仕組みが要るのではないか、とおじさんは思いました。

 

追記1: あるいは投資Bによって生産性が極めて上がったけど、失業者が出たと言うなら、パレート改善という観点から見て失業者に手当を出すべきでは。

追記2: ここに資本主義の妙があると思う。金が金を生むということを言っている。本当に何かを生産するスキルのある人 (例.コーヒー豆農家) は奴隷のようになり、金を動かしている人が得をするような状況になっている。

追記3: 人工知能の代わりに下請けをBに換算しているようなケースではむしろBへの投資を増やすべきと言えるかもしれない。

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