2023-06-07

就職氷河期就職した

1996年卒の女です。昔の話で記憶あいまいだけど突然書いてみる。

私が就職活動した年は多くの企業採用ゼロか前年度よりもぐっと絞っていて、特に女子には説明会の案内などもほぼ来ない。

当時は企業ハガキを送って資料請求し、応募書類を取り寄せて応募する方式

みんな彼氏や男友達から企業ハガキを入手して送っていた。

私はそんなことが頼めるような親しい男友達はいなかったので、自分宛てに来た少ない資料学校に来る求人票などで応募していた。

面接は50社くらい受けたか10社くらいは役員面接まで進んだけどだめで「社会必要とされてない」と感じて毎日泣いてた。

結局、小さなソフトウェア会社内定が出たので、そこに決めた。自社開発はほとんどしてなくて、大手下請け仕事。とにかく仕事がやってもやっても終わらない。

今で言うブラック毎日始発で出社、終電帰宅、土日祝はも進捗遅れを取り戻すために出社、客先での本番検証の時は大体トラブって2日くらい家に帰れないような生活だった。給料はもちろん激安。プライベート時間がなさすぎて彼氏にふられたし、友達とも疎遠になった。

3年目で第一種情報処理技術者試験(当時)に受かったので転職先を検討しようかなと思い始める。私の働き方を心配していた親が新聞で見つけた求人広告に応募してみたら、あっさり決まりホワイト企業転職できた。SE経験を生かせる事務職みたいな仕事で、仕事は前職と比べると楽で休日は休めるのに給料は2倍くらいになった。ああ命拾いした、抜け出せてよかったなと思ったよね。

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