2022-11-13

F1ブラジル スプリント

シーズン終盤に来て競争力を増してきているメルセデス

だがこれは必ずしも良いこととは言えないのでは?

この時期になってマシンが速くなるというのは今季マシンの開発を継続していることの証明からだ。

年間予算の上限が決められている中、早期に来季向けの開発にシフトしていないことは来シーズンまたもやライバルたちに遅れをとることになりかねない。

大きな規約変更がないか今季マシンの開発は来季にも繋がるとはいえメルセデスマシン自体にはコンセプトの大きな変更を加えることが必須であるのは間違いないだろう。

そのような状況の中、今年の成績にこだわるのはよい傾向ではない。

これは今年のフェラーリの躍進が昨シーズン来季向けマシン開発に全振りしたことによるものであることを考えれば自明である

 

問題児オコンとストロー

駄々っ子のように引くことを知らない両者。

オコンは数年前、同じブラジルラップリーダーだったフェルスタッペンに対して周回遅れだったオコンが同一ラップにしようと不用意なオーバテイクをしかけて接触したことがあるがそのころから成長しているようには思えない。

もちろん今回の接触アロンソ側に非があるように思えるものだがこれまでの経緯を考えるともう少しやりようもあったのではと思える。

もう少しオコン側に妥協点のようなものがあれば二人でチームプレーをしていくことも可能だったのではないだろうか。

来季のガスリーとのコンビにも暗雲垂れ込めるとしかいいようがない。

おそらく来季はより競争力のあるマシンをアルピーヌは用意するはずだから、そのことで余計にチーム内競争苛烈になることだろう。

ストロールに関してはその心臓の強さは驚異的だが如何せんドライビングテクニックがその精神力の強さについていっていないのが残念。

 

またまた悪いクセが出始めているアロンソ

馬鹿っ速いオッサンだが如何せんすぐにチーム批判をしてしまうのが悪い癖のアロンソ

復帰してからルノールピーヌとは慎重な関係を維持していたがいよいよ移籍が間近になっていいたい放題が始まりだしている。

PUが壊れるのは競争力と引きかけに信頼性犠牲にした結果だし、これはシーズンが始まる前からチームがすでに認めていたことだ。

からPUが壊れることを批判しても仕方がないし、ましてやマクラーレン時代ホンダを持ち出すなどあまりに迂闊である

また今回のオコンとの2度の接触のうち一度目は不可抗力だし、2回目はアロンソミスだろう。

であるにも関わらず、オコンと離れることが出来て清々するなどという物言いは舌禍を招くだけである

とはいえ、とにかく速いアロンソ

来季アストンマーチンが良いマシンアロンソのために提供してくれることを願うばかりだ。

 

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