2022-08-23

心の遺書

精神科に通っているが、喋るのが下手すぎて先生にこの文章の1割も伝えられていない。

22年生きてきたが、先日ひょんなことから色々なものを終わりにした。

きっかけは未だに分からないけど、強いて言うなら積み重ねだった。

恋することを諦めるため、好きな人自分から連絡することをやめた。

歌うことを諦めるため、タバコの本数もタールも増やした。

人付き合いを諦めるため、関わる人を極力甘やかすことにした。

自分という個人を諦めるため、誰かに踏み込ませるのをやめた。

ぱっと文章にまとめられるのはこれくらいだと思うけど、多分きっと他にも色々抜け落ちてしまっている。

おそらく先日勢いで睡眠薬を一気飲みしたのもこの思考によるものだと思う。

それでもこうやって文章を書くことはやめていないのだから物書きの質は根深いけれど、きっとそれもいつか消えているんだろう。

全部苦しくて痛くて仕方がない。今すぐにでも元に戻りたい。

けど、つまらない、中身のない、ただそこに居るだけの存在でいた方が自分の大好きな人達は迷惑しないだろうし、これでいいのだとも思う。

それと、昔から自分気持ち悪くて嫌いで仕方なかったから、正直そんな存在に期待しなくて良くなって楽な側面もあるし、この痛みはむしろ妥当な罰なんだろうと思っている。

一番ぴったりな表現としては「生ける屍」なんだろう。ただ漠然と当たり前に消費者になって、生きていると言うより適当に命と時間を浪費するだけの存在

心底嫌悪する。

でもそれでいい。自分に好きな部分が残っていたらその方が辛いから。

死ぬ」なんて周りに迷惑かけるしかない手段じゃなくて、最初からなかったことになるような「消える」って選択肢があれば迷わず選ぶのになあ。

お母さんへ。

お母さん、あなたがこの世から居なくなってもう6年くらい経つんですね。

本当に、本当に愛しています

上記のような思考に至ってしまうような子供でごめんなさい。

消えたいなんて思うように育ってしまってごめんなさい。

「生まれてきてごめんなさい」なんてあなたいちばん悲しむであろう感情に至るような子供でごめんなさい。

あなたの代わりになれるなら、自分はあそこで終わるべきでした。

職場上司へ。

いつも、本当に気遣い助かっています

今でも話せているのは8割くらいですが、上記理由から今後どんどん隠し事が増えるかと思います

それでも万が一、私が誰かに助けを求めるとしたら真っ先に相談すると思います

自分の最高の上司になってくださって、本当にありがとうございます。きっとこの先これ以上の人とは出会えないと思っています

この仕事について、ほぼ唯一得たものと言っても過言ではありません。

これは、どうせまだ生命的には死ねないけれど、自分という個人は死につつあるのでまだ境目にいるうちに書き残しておくものです。

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