ダイの大冒険ハドラー親衛騎団シルバー製チェスセット

概ねは等身大フィギュアだと思っている。

金額、置き場所、キャラクター愛、全てが高次元でなくては成立しないアイテムだ。

ペーパームーンが綾波レイを出して以来、等身大フィギュアにはある種の憧れがあった。

それが作られると言うことは人気作品、キャラクターの証でもある。

1/10程度のガンダムもサイズ的には同種だろうか。

欲しい。少し無理をすれば買えなくもない。しかし置き場所が。そんな複雑な思いを抱いていたのが等身大フィギュアだ。

小さくとも少数生産の特別なものもある。最近だとガンダリウムガンダムが記憶に新しい。チタン合金で成型された特別モデルだ。購入をかなり迷った末に見送った。

ガンダムの場合それ以上のものもある。24金のガンダムがそれに当たる。

あまりにも浮き世離れした金額で実感がわかないが、これぞ究極感は半端ではない。

一介のサラリーマンにはとても手が出ない。果たしていくつ世の中に出たのだろうか。

さて、ガンダムの例を出すまでもなく、究極を論じるのに金額は分かりやすい指標だ。

となると、ダイの大冒険においてはこのチェスセットが究極の一つの形だと言っても過言ではないだろう。

常々劇中さながらのファンアイテムが欲しいと思っていた身としては注目せざるを得ない商品だった。

自分もいい歳だし、ちょっとくらい、一番好きな作品のファンアイテムくらい手にしても良いだろう。

発表、受注開始から相当悩んだ末に注文、それが手元に届いた。

ありがとう。こんな頭のいかれた商品を企画、実現してくれた皆様、アニメ制作が大変な中で色紙を描いてくださった宮本絵美子さん、制作にあたった職人の方々。

ちなみに、このチェスピースはアニメ版だ。原作では白のピースはオリハルコン製だが、黒のピースは岩石質でゴツゴツした描かれ方をしている。これに対してアニメでは黒のピースも金属質で破壊音も甲高い。

気分が高揚しているのでこういうこともしてしまう。

最高。もう値段分楽しんだ気がする。

ダイの大冒険のアニメはこれから佳境、関連商品の発売もこれからが本番でまだまだ楽しませてもらえそうだ。

2022-04-23