2021-10-09

美人イケメンだがマスクを外すと…コロナ禍で生まれ韓国新造語を紹介!



サーチコリニュース

美人イケメンだがマスクを外すと…コロナ禍で生まれ韓国新造語を紹介!

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新型コロナウイルス感染拡大は、社会に大きな変化をもたらした。デリバリー流行や、リモート出勤・授業など、その変化は多岐にわたる。

その中で注目したいのが言葉だ。日本でも「パンデミック」や「クラスター」など、これまで聞く機会の少なかった言葉を多くの人が使うようになった。さらに、自粛警察やアベノマスクなど、時流に合わせた造語も多く誕生した。

こうした新造語の台頭は、お隣・韓国でも注目されていて、慶北大学校言語情報研究センター調査した結果によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、昨年300個の新造語が出現したことが分かった。

言語はその時代社会の鏡であり、韓国流行している新造語を介してコロナが、韓国人たちの生活にどんな影響を与えているのかがわかる。少し見てみよう。

まず、過去記事でも紹介したが、「お金がなければ就職もできない」という意味の無銭無業(ムジョンムオプ)は、現在韓国が抱える様々な問題象徴しているといえる。

【関連】韓国若者を襲う未曾有の就職難、新造語「無銭無業」に込められた悲しい現状

次によく使われるのが「チプグァン」だ。これは家を表す「チプ(家)」と観覧するという意味の「グァン(観覧)」を合せた造語で、コロナ禍での自粛スポーツ観戦を自宅でするようになったことを指す言葉。転じて、コンサートや公演などにも使われている。

続いて、「想像コロナ」という言葉韓国内で広がった。これは、疲労頭痛などの軽い症状でも、コロナ感染を疑ってしまう人を指す。ある意味日本でも使われそうな造語だ。

次に紹介する「マギクン」もある意味コロナ禍だからこそ誕生した言葉だ。これは、「マスク」と「サギクン(詐欺師)」の合成語で、マスクを着けているときは、美人イケメンだけど、脱ぐと……という人を揶揄した言葉だ。

決して、いい言葉とは言い切れないが、目の周りや眉毛、まつげなどに関連した美容製品広告では、「マギクン」になろうというフレーズが多用されている。

こうした言葉が数年後も使われているのかは微妙だが、流行語の多くは当時の社会情勢を知れる判断材料にもなる。思い切って記録しておくのも面白いかもしれない。

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