4年前、オーストラリアが潜水艦を買うために競走入札(?)したところ、日本の方が性能も価格も良さそうだった(らしい)のにフランスが結局落札した。しかしフランスは要求通りに潜水艦を作らず、結局契約を破棄し、英米の支援で原子力潜水艦を作ることになった。契約を破棄されたことに激怒したフランスは、アメリカとオーストラリアの大使を召還した。イギリスの大使を召還しなかったことについてはこういった。「英国のいつものご都合主義は知っている。やっても意味がないことだ」
もしかして元々手打ちができてたとか・・・オーストラリアは、環境政策、反捕鯨、LGBT、少数民族などいずれも強いリベラル色を好む国家だと思うので、原子力潜水艦の導入が最初から国民に支持される可能性は低かったはず。
潜水艦の入札にしても、なんでアメリカじゃなく日仏なのかな?と思ったけど、最初から導入して、ダメだと文句を言って破棄して原潜にする予定だったとか。日本の潜水艦は、どうも予想以上に優れていてダメだと言いにくそうな仕様を出してきやがったので、ダメそうなフランスに落とさせたとか。予想通りフランスはダメだったので、いざ原潜の導入を宣言。リベラルなオーストラリア国民も、フランスの潜水艦計画に嫌気がさしてたので、さして強い反対もせず。みたいな。
そのことはフランスももしかすると政府の深いところでは合意済み(元々すごい潜水艦なんて作れないけど、契約破棄分の金はもらえることで計画に参加、みたいな・・・)
日本はしてやられた、のかどうかも怪しいなあ。自衛隊とか防衛省の深いところでは知ってたりするのかなぁ。予想外だった的なことを上述してはいますが、なんか、分かってはいてもついついいい仕事をしてしまうとかありそうな気もしないでもない。
普通の日本人「潜水艦の販売などより総裁選のほうが大切だ!」
総裁選に興味があるなら自民党員になってお金出せよ