はてなブックマークの人気コメントの改革が失敗したことが以前に話題になった。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210620215118
まず、方針について。はてブはミニブログサービスとしてではなく、webレビューサービスとなってはどうか。モデルとしては楽天市場やAmazonといったECサイトのレビューといったところだ。そもそもはてブはミニブログサービスとして使うには不十分だ。また、はてブは大手のSNSサービスやヤフコメよりも数が少ない。元々はてブは様々なブログをブックマークで盛り上げていたが、今や公式のニュースサイトへの単なる後付けコメントサイトでしかない。SNSとしてやっていくには無理があるのでは。
具体的な内容を書こう。
まず、コメントの上限を今の100文字から120文字にする。次に、ECサイトのように★1~5までの評価数を導入する。これはブックマーク記事の内容に対する評価だ。人気コメント欄は「好意的なコメント(★4~5)」と「批判的なコメント(★1~2)」、「普通のコメント(★3)」に分ける。尚、NHK等の通常のニュースサイトについては、報じられた内容への評価となる。
個人のブックマーク欄については高評価と低評価、普通の評価の三種類で見れるようにする。勿論今までのように評価関係無しに時系列でブックマークを表示することも可能だ。
はてブには元々SEO効果がある。今の仕組みではブックマークした人の意図は一切考慮されない。そこで、SEO効果の判定はブックマーク数ではなく、好意的な評価数と批判的な評価数との比較で決まる形式にする。前者の方が多いほどSEO効果が高くなる。
はてなは以前に「危険で有害な可能性のあるコンテンツに対してコメント一覧ページで注意喚起を行います」と宣言した。
https://bookmark.hatenastaff.com/entry/2020/04/30/174125
ここでは、批判的な評価の多さとコンテンツ自体の通報を参考とする。批判的評価や違反の認定が続いたサイトを注意喚起の対象とする。特に差別扇動サイトには注意だ。はてなはGoogleやヤフーといった検索サービスを提供する企業と組んで、対象サイトに対する閲覧前の警告を行って欲しい。
とりあえず改革案を書いてみた。もし何か不足があればまた教えてくれ。