2021-04-13

中途半端絵描きが凄い評価されてしまった話

私は絵描きを名乗って良いのか分からないが絵を描くタイプオタクだ。

全く絵が描けない訳ではないが、特別絵が上手い訳ではない。よく神絵師が絵が上手くなりたいとか言ってる話もあるがそういう話ではない。

某人気ジャンルの絵や漫画ツイッターに上げて、いいね20〜50前後が平均、ほんの数回だけ100いいね頂けたこともあるが、頑張って描いたけどいいね1ケタみたいな時もよくある。

評価が欲しくて絵を描いている訳ではないので気にしたことはなかった。むしろ実力の割に評価を頂いてる方だと思う。

交流関係は凄い積極的にするタイプではないが、仲良くして下さるフォロワーさんもいて楽しいオタクライフを送っていた。よくいる神にフォロバされたいという欲求もない。

絵師ではないけど、それなりに評価も頂けるので底辺絵師でもない、中途半端立ち位置のいる絵師といったところだろうか。

たまに字書きに比べて絵描きは良いみたいな学級会を目にするが、この場合絵描きはだいたい絵が上手い前提なのでそういった学級会を見るたびに私のような中途半端絵描き立場がないと思ったりもする。

本題はここからだが、私はとある人気ジャンルにハマり、早速新しいツイッターアカウント作成投稿を始めた。

何人か好きだなと思った方をフォローさせて頂いただけでフォロワー0人のアカウントだ。

とくにタグなども使用せず勢いのまま絵や漫画、その作品に対する熱い思いを投稿していた、いわゆる壁打ちのような状態だ。不思議もので少しいいねを頂けた。

そのまま投稿を続けているうちに少しずつフォロワーの数が増えていき、作品に100以上のいいねを頂ける様になった。

これには驚いた。

こんなに自分作品評価されたことがないからだ。

決して私の画力が上がった訳ではない。

作品感想をくださる方も多いので創作意欲が凄く沸き、自分でも驚くほどたくさん絵を描いた。

気が付けばフォロワーは1000人を超えていた。

いいねの数も1000以上貰え、何故か絵でも漫画でもないただの呟きですらいいねが100以上つくようになった。

そしてその界隈で私が勝手に神だと思っていた作家さんからフォローされたり声をかけて頂ける様になっていた。

だが何度も言うが私の画力が上がった訳ではない。

元々いたジャンルアカウントでも定期的に絵を上げたりしているがいいねの数は相変わらず1桁〜2桁で、それを見て逆に安心した。コレが私の実力だと言い聞かせた。

ジャンルによってここまで反応が違うことに驚きたが、たぶんそのジャンル特殊すぎる気がする。正直自分の実力以上に反応が貰えることがだんだんと怖くなった。

もしどこかの未来で新しいジャンルにハマった時に私が貰えるいいねの数は今よりも明らかに少ないだろう。今の状態に慣れすぎていたらその時にショックを受けるかもしれない。

実力以上の評価は貰うべきではないなと思う。

それでもそのジャンルで今も作品投稿しているのは私に欲が生まれしまっているからなのかもしれない。

ただ、それとは別に反応や感想を頂くと凄く創作意欲がわくことを身をもって実感したので好きな作品にはたくさん反応を返して欲しいなと思った。

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