2020-09-28

30代

31になった。

区切りから1年たつがまだ20代の気分というか実感がわかない。

仕事もそれなりに責任が増えてきた。

新卒の頃の責任感は今思えば気負いすぎと思うが今もあとから思えばそうなんだろうか。

実力に見合わずポジションややる仕事や指示することが多くなった。

完璧主義なところがあるので気持ちに踏ん切りがつかないとエンジンがかからない。

ここ数カ月そうだ。

なにが踏ん切りなのかはわからない。

結婚する気はない彼女との関係の罪悪感、実家の親の病気、今の仕事をやりきれるだろうかという不安元彼女への未練、もっとチャレンジしてステップアップできたキャリアへの選択の未練、溜まっただけで労働意欲を失わせ続ける貯金

楽しい楽しいと思い込んでいたけど最近仕事が楽しくない。

手につかない、集中できない。

会議の度に誤魔化すことしかしていない。

後輩に無能認定されてんだろなあ。

あんなに長かった通勤も短くなった、家も1k、虫が出るボロ家じゃなくなった、仕事裁量も増えて、理不尽なことに合うことも少なくなった、毎日パスタばかり食うこともなくなって、ある程度好きな物も買える。

でも虚無感は一切減らないどころか、エネルギーがなくなった。

這い上がってやる、焦燥感がなくなった。

昔嫌いだった、わざと頭の悪いふりをして、さぼって楽をして後輩に仕事押し付ける先輩に、なりつつある。

仕事はまだまだ成長する要素はある、奥は深い。

あの頃憧れていた、雲の向こうにいるように思っていた先輩と同じ役職、同じ仕事をしている。

あの頃と同じくらい魅力的な目標や成長すべき要素もある。

でも虚無感が酷い、手につかないのです。

あの頃の方が肉体的に疲れていたはずなのに、今のほうが労働時間は短いはずなのに、もう疲れた

あれがあれば、これがあれば、でもがいて手に入れてきても結局今か。

料理も粗末だけどできるようになった、いつか食べさせたいと思って密かに練習して、継続していたから。

仕事がんばるのってかっこいいって、疑わずエネルギーを向けられていた時が懐かしい。

昇進に息巻いて、ライバル意識していたのが懐かしい。

もう、どうでもいい。

20代は、陰鬱だったけど熱はあった。

30代というかここ数カ月は陰鬱で、熱もない。

ひたすら森のペンションで鳥の声を聞きながら森林浴してあったか飲み物を飲みたい。

どうでもいい 髪も伸びた ヒゲも伸びた

森にこもりたい

  • 早くそれになりたい

  • 31でそれは早すぎでしょ。 ずいぶん楽な環境にいるのかな?それはそれである意味勝ち組だけど、この先が不安ですね。

  • もりくぼ森に帰ります

  • 結婚だけが幸せじゃないとは言うけど独り身で幸せそうな人まるでいないよな。 ごく一部の名声と金のある成功者以外は独り身だと歳を取るごとに虚しくなって行くだけな気がするわ。

    • えっ、いっぱいいるけど……

      • 一面だけ切り取れば輝いて見えても、ちょっと話聞いてるとドロドロしたものが見えてきたりするじゃん。 そういうのは幸せとは言わないと思うんだよなあ。

  • Don't Trust Anyone Over 30

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