最初に言っておくと夫は特に経済的に困っているわけでもなく、この間祖母からまとまった額の相続をしたはずなので8桁の貯金もあるし、彼自身が自由に使える可処分マネーもある。お互い水商売やギャンブルをするわけでもないし、支出について特に制約をつけているわけでもない。
入手困難品を手に入れたいという欲がすごく強いようで、不要なのにそういうものやたらと買ってくる。
そして彼は、転売ヤーにすごい憧れている。ニュースなどでマスクや消毒液の転売ヤーが取りざたされていたら嘲笑しつつも、二人で「こんな額で売れるんだ!」と素直に驚いていた。夫は「働かなくてこんな額が手に入るなんてすごいよな~」と、転売ヤーの不労収入にをうらやましく思っているようだった。
コロナで私の勤め先が業績悪化になり、6月のボーナス支給額が激減したあたりから、彼の脳内では「入手困難品を手に入れ、妻にメルカリで転売させれば、転売益で収入減を補填できる」ということになっていた。
ここ数か月、彼は本当にいろいろな入手困難品を、そんなに必要性高くないのに手に入れてきた。ニンテンドースイッチ本体、ニンテンドースイッチライト。どうぶつの森のamiiboカード、リングフィットアドベンチャー。人気アニメとコラボのユニクロTシャツ、エコバッグ、タオル。「妻が喜ぶと思って」と彼は買ってくる。「いらない」というと「じゃあメルカリで売れば」。「君が買ったんだから、君がやりな」というと出品・発送といった作業が苦手なようで面倒がってやらず、どんどん市場価格が下がるので私がやるはめになる。「もっと必要度が高い人、ニンテンドースイッチだったら夏休み中の子どもとかが手に入れるべきなのに」と言っても聞く耳をもってくれない。
この間、「手数料や送料を抜いて原価抜いたら手元には60円くらいしか残らないんだよ、全然もうからないんだよ」といったら、しょんぼりとして「そうか・・・俺には転売のセンスがないんだな」と納得したようだけど、こんなの一時的だと思う。彼はまた入手困難品を見つけたら、転売しようと買い求めるのだろう。そのたびに出品作業をやらされるのは私だ。
ああー、ほんといやだ。それ以外は完ぺきな夫なのに。。。
商社なんて会社ぐるみの転売ヤーだぞ。 ええやないの。
商社はメーカー側が抱えたくない与信リスクをとってあげているわけだし商社金融機能もある ただの転売屋とは全然ちげーだろ
でも転売してますよね
すぐ近くのロシアから買えるはずの原油をわざわざ中東で購入し日本で高く転売し差額を懐に入れている
完璧なものなどこの世に存在しないのである