2020-07-23

すげー広いヴィレッジヴァンガードがあった

90年代末に北海道江別市大麻(おおあさ)には、おそらく北海道初のヴィレッジヴァンガードがあった。個人経営書店ヨーカドーに入っているあるような書店では全く見かけない本があり、珍しい喫煙具やアクセサリー雑貨とにかく色々詰め込まれていた。悪趣味ブームの頃と一致していたのでドラッグ本や危ない○号みたいなのもあったし、普通にジャンプなどのメジャーマンガからアックスのようなマイナーマンガまで取り揃えられていた。その隣には洋書と思われる画集写真集ビートニクス関連の書籍前衛的な現代海外文学なんかも取り揃えられていた。クソ田舎出身大学入りたてだった俺は「世の中にはいろんな文化があるもんですなあ」と感心したし、かなり惹きつけられた。まあ、それら商品の1%未満くらいしか手にしてなかったけど。難しかたから。

togetter話題になってた取扱商品の変遷については「まあ、イオンモールに出すならあんまり過激ものは陳列できないよねー」という凡百の意見しか持たない。しか違和感があったのは「狭い」という印象を多くの人が持っているらしいこと。

江別市にあったヴィレッジヴァンガードはとにかく広い。商品数は多いと思うが、陳列棚の間隔は人が楽にすれ違える程度は確実に確保していたはず。しかも立地のためか客がそれほどおらず、とくに不快さを感じることなく買い物やら立ち読み可能だった(近所に大学があったので、そこの学生ターゲットにしたかったのかもしれないが)。

なので、ヴィレヴァンを「サブカルドンキ」と称するのよくわからんのだよね。最初に触れた店の印象が強いから。後々にできた札幌駅ビル店舗はとても狭くて「なんじゃこりゃ」とは思ったけど。

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