ただ、全面的に対面授業や課外活動オープンに踏み込めないには理由がある。
・そして大学生はいろいろなルールを独自解釈していく、世の中ではファジーな存在
・ただ、学食などは3密が避けられず、昼時間帯を考えると大幅な時間割の再構成が必要になる
・そしてなんといっても怖いのは、授業よりもサークルや友人同士での飲み会
・ここまで大学は制御できないし、ここで広がった学生が授業や学食に来たらその感染の広がりは止まる事を知らない
・そして多くの大学生はアルバイトをしている。もし感染がわかれば、大学内に止まる事なく、特に地方の大学ではアルバイト先の休業なども含めて壊滅的なまでの影響がある
・現に、地方では大学生が感染したら、大学名と共に地方紙の1面を飾ることになる
・授業でも通学途中でもなく、顔を合わせ始めることで学生たちが飲み会やカラオケなどで大学の手の届かないところで感染がいつの間にか広がり、それが実家から通学の学生は家族が濃厚接触に、アルバイト先の従業員が濃厚接触に、と地域全体に静かに、そして確実に広がっていくことがとにかく真っ先に考えられてしまうから
・ある意味、オンライン授業だからそれが抑えられているのでは?とまで思ってしまう
・京都産業大、東北工業大などを見ていれば、対面授業に踏み切れない理由は大学職員として痛いほどわかりながら、どうすれば学生の想いに答えることができるのか、毎日眠れないほど考えている人たちがたくさんいるのも事実。