2020-07-15

取引先の部署パワハラ消滅した

かなり昔の話だけど、取引先の外資系会社部署が突然解散して大混乱させられたことがあった。

うちの会社はその会社基本ソフトを使ってアプリを開発していたから。

そこの部長解散理由を「本社意向による解散でどうして解散させられるのかわからない」と意味不明説明をしていた。

うちの会社の開発計画が大幅見直しになって大迷惑を被っているのに何だそれ?って感じだった。

その会社社員と一緒にその基本ソフトから撤収するための後始末をしていた時、社員がふと実情を漏らした。

部署解散部長人格攻撃パワハラが原因だった。

それを聞いて「あれじゃあ当然かもな」というのが正直な感想だった。

現地調整でその会社作業した時も、別の部屋から例の部長の怒鳴り声がずっと聞こえていた。

あんなに怒鳴ってて問題にならないんですか?」

と聞いてみると社員

ボス外国だし、日本の他のチームは干渉して来ないのでパワハラはやりたい放置なんですよ」

と諦めた感じで言っていた。

人格攻撃も酷かった。

部外者自分が聞いただけでも、

あなた性格にはみんなが呆れている」

あなたのような性格の人が言うことなんか誰も聞かないよ」

あなた正社員より派遣として働いた方がいい」

あなた仕事が一番いらないんです」

などなど、よくもこんな人格攻撃パワハラができるよな、という物言い

部下がちょっとでも反論しようものなら

「どうしてあなたはそんなに頑固な性格なんですか」

と「頑固な性格」というレッテル貼りをして取引相手である自分達に対しても

「彼の頑固でどうでもいいことに固執する性格には困ってるんですよ」

と繰り返し言い続けるのが慣例だった。

そんなこと言われても返答できるわけないし、誰がどう見ても頑固なのはその部長だったんだけど。

そんな人格攻撃パワハラ本社に発覚したのは社員がずっと録音していた人格攻撃パワハラ音声とその翻訳テキスト本社に送ったからだという。

日本語音声を理解できないという本社ボスにもさすがに異常さが伝わったんだろう。

本社部長は必ず辞めさせるが後の処理をどうするか社員意向を聞いたそうだ。

その社員部署解散部長自分で考えさせることを要求した。

社員自身も含めて部署全員クビとなる解散については全部ぶっ壊すべきだと言っていた。

まああの人格攻撃パワハラを知っているので気持ち理解できなくもない。

本社部長には「部署解散理由あなたが考えなさい」と言うように要求したのは社員はいつも身に覚えてのないことで

自分の胸に手をあてて考えてごらんよ」

と言われて禅問答のようなやりとりをずっとさせられたからだそうだ。

うちの会社部長解散理由をまともに説明できなかったのは本当にパワハラ本社にバレていないと思っていたのかもしれない。

うちの会社はあれほどの人格攻撃パワハラがやれるようなおバカ体制ではないけど、役職者が部下に少しでも人格攻撃パワハラっぽい物言いをしたらあの時のことを反面教師としてすぐに対処するようにしている。

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