兵士「はい。両軍の交差する路地は狙撃兵が待ち構えていました」
兵士「表向きはそうです」
兵士「あれは・・恐ろしい奴らでした・・」
兵士「人数が多いのです、両軍の兵士より多いのではないかと錯覚しました」
兵士「奴らは降下すると兵士の弾丸をかわしながら、質問攻めにしてきたんです」
兵士「それから連中は銃弾が飛び交う中をニヤニヤしながら高速移動し、勝手に敵軍の兵士と我々をくっつけてカップリングを始めたんです」
兵士「すると敵対していたはずの両兵士が急に熱いベーゼをかわし始めたんです」
兵士「連中は皆一斉に『これは良いホモ』とうなずき始めました」
兵士「おそらくそうです。2.5次元化待ったなしなんて語るフジョシもいました」
兵士「わかりません」
CNN記者「では当時の司令官に話を伺ってみました。よろしくおねがいします」
司令官「あれを人員と言って良いものでしょうか?少なくとも彼女らは無限供給されているようでした」
司令官「感化されたフジョシが彼女らの仲間になるということです」
司令官「いえ、弱点もあるようでした。彼女らの班はABチームとBAチームに別れていました」
司令官「いえ、彼女らはそれらを禁忌のように扱ってしました。そこでリバという単語も聞きました」
司令官「はい。ですので我々も彼女らの相容れなさを表しているのではないかと。しかしほんとうの意味は謎のままです」
司令官「一度フジョシになってしまえば不可逆的な存在になることくらいです」
司令官「増殖と感染が主たる手法です。確かに恐ろしい手段です」
司令官「恐ろしいです」