令和2年2月13日
新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長:安倍晋三/専門家会議の招集は2月16日)
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2.緊急対応策
国立感染症研究所において、判定を速やかに行う多量検体検査システムの緊急整備を行い、検査可能検体数を大幅に増加させる(*1)とともに、地方衛生研究所における次世代シークエンサー(*2)及びリアルタイムPCR装置(*3)の整備を支援することで、検査体制を拡充し、全国に83ある地方衛生研究所の概ね全てでリアルタイムPCR検査を実施可能とすることを目指す。また、大学や民間検査機関への外部委託も活用するとともに、検査用試薬が不足することのないよう所要の予算を確保する。
(*1 現在、国立感染症研究所においては、1回(6時間程度)に200程度の検体の検査が可能であるが、これを 800 程度に増加させる。)
(*2 次世代シークエンサー:DNAを構成する核酸の配列を、同時並行で高速・大量に読み取る解析装置。)
(*3 リアルタイムPCR装置:PCR 検査において、DNA断片の増幅とその検出を同時に行う装置。迅速性に優れる。)
○検査キット、抗ウイルス薬、ワクチン等の研究開発の促進(略)
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(参考)本対応策の所要額
今年度予算を着実に執行するとともに、これに加え、第一弾として予備費103億円を講じることにより、総額153億円の対応策を実行する。あわせて、日本政策金融公庫等に緊急貸付・保証枠として 5,000億円を確保する。
・ 帰国者・接触者外来、接触者相談センターの設置:5.1億円
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/kinkyutaiou_corona.pdf