この世代の人は学歴社会と実社会が不幸にもミスマッチしたせいなのか学歴に対する自尊心とその裏返しの低学歴への侮蔑感が強い。
という二点から心底軽蔑されたことがあり、あれは思い出すだに腹立たしい体験だった。
なんかああいう冷血な態度をとられると正直「あなたが新卒で希望の企業に採用されなかったのはその性格の問題なのでは?」と言い返したくなる。まあ言えないんだけど。
はてなブックマークにも氷河期世代のブックマーカーが複数いて、上述の経験に基づく個人的な執心から日頃彼らのブックマークコメントに着目しているのだけど、やはりと言うかなんと言うか学歴に対する拘りや、頭の悪い(と彼らが感じた)人に対する冷血な態度がちらほらと垣間見える。
個人的にはとても納得感があった。
もちろん自分の世代にも学歴差別する人はいるし、未だ日本は学歴社会なんだけど、大学進学率が高まって「大体みんな大卒」という普遍的感覚が共有されてるみたいで、自分の世代では高学歴よりもその人固有の稀有なスキルを持った人が称賛されてる感覚がある。
YouTuberなんか正にそれで、コンテンツ力?とでも言ったらいいのだろうか、そういう固有のスキルが高い人ほど羨望の眼差しを向けられ尊敬されてるイメージ。
だから当然同世代にとって高卒の自分など尊敬の対象ではあり得ないんだけど、逆に特段軽蔑もされないというか、割合的にむしろ無視されてる感じ。
高卒?ふーんみたいな感じ。
自分でも高卒にコンプレックスがないわけではないので、通信教育で学士を取得しようかな、と思ってはいるけど、それで周囲の扱いが高卒とそれほど変わるわけでもないんだろうな。