1940年生まれのバイタリティ溢れる彼女は、10代半ばで既に複数のアルバイトを掛け持ちしたり、映画にエキストラ出演をしたりしていた。
野心溢れる彼女が、戦後復興期に10代を迎えたのは幸運だった。
しかし、貧しい家庭を支えるため、様々なアルバイトを掛け持ちしていたこと言うが本心だろうか。
彼女の弟はのちに自殺している。彼女は自分の運命はこんなものでは無い、もっともっとのし上がれるはずだと信じていたのではないだろうか。映画にエキストラ出演していることからも、野心の強さがうかがえる。
ついにクラブで働く。そこで商社にスカウトされ、インドネシアに向かう。インドネシアの長、スカルノの機嫌をとり、石油を確保するためである。
晴れて第三夫人となったが、スカルノは失脚。日本政府は彼女を助けなかったためしばらく日本に帰れなかった。
インドネシアに残された彼女はスカルノが失脚した後に身ごもり、娘を産んだ。どうにもこうにもいかなくなると、フランスに亡命し社交界で生きていく。高貴な家柄の方と婚約までいったそうだ。しかし、祖国が恋しかったのだろうか、彼女は日本に戻り、今度は芸能界で生きていくことにした。
日本に帰ってからは、北朝鮮と繋がろうとしたり、廃太子運動をしたり、少々暴走気味だが、これは日本に対する復讐なのではないか?と思ってしまう。
性犯罪被害者を批判するのも、私はこんなに我慢したし、上手くやってきたのに...!という怒りと苦しみが感じられる。
10代で父が亡くなり、スカルノ夫人となった後に母と弟を亡くし、娘との関係も上手くいかず天涯孤独のデヴィ夫人。
近年では娘との関係は良くなって、孫にも会えるとアピールしているが、それが悲しい。
愛する人と結婚して、暖かい家族を築きたかったと後悔したのではないか。野心のために頑張りすぎて、大切なものを失ったと気づくのはあまりにも辛い。
それでも最初から自分で何かを勝ち取ることを諦め、戦わずに同情や共感を求めて生きるだけの人生よりはいくらか上等な人生だと思うなあ
なんか 女って、好きでもないのと 結婚して子供作れるんだよな。
なんか最近、突然見合い結婚した 某アナウンサーと似てるな。 目が死んでる。