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2019-10-22

寂しいデヴィ夫人

デヴィ夫人可哀想な人だ。

1940年まれバイタリティ溢れる彼女は、10代半ばで既に複数アルバイトを掛け持ちしたり、映画エキストラ出演をしたりしていた。

野心溢れる彼女が、戦後復興期に10代を迎えたのは幸運だった。

しかし、貧しい家庭を支えるため、様々なアルバイトを掛け持ちしていたこと言うが本心だろうか。

彼女の弟はのちに自殺している。彼女自分運命はこんなものでは無い、もっともっとのし上がれるはずだと信じていたのではないだろうか。映画エキストラ出演していることからも、野心の強さがうかがえる。

ついにクラブで働く。そこで商社スカウトされ、インドネシアに向かう。インドネシアの長、スカルノの機嫌をとり、石油を確保するためである

晴れて第三夫人となったが、スカルノは失脚。日本政府彼女を助けなかったためしばらく日本に帰れなかった。

インドネシアに残された彼女スカルノが失脚した後に身ごもり、娘を産んだ。どうにもこうにもいかなくなると、フランス亡命社交界で生きていく。高貴な家柄の方と婚約までいったそうだ。しかし、祖国が恋しかったのだろうか、彼女日本に戻り、今度は芸能界で生きていくことにした。

日本に帰ってからは、北朝鮮と繋がろうとしたり、廃太子運動をしたり、少々暴走気味だが、これは日本に対する復讐なのではないか?と思ってしまう。

性犯罪被害者批判するのも、私はこんなに我慢したし、上手くやってきたのに...!という怒りと苦しみが感じられる。

10代で父が亡くなり、スカルノ夫人となった後に母と弟を亡くし、娘との関係も上手くいか天涯孤独デヴィ夫人

近年では娘との関係は良くなって、孫にも会えるとアピールしているが、それが悲しい。

愛する人結婚して、暖かい家族を築きたかったと後悔したのではないか。野心のために頑張りすぎて、大切なものを失ったと気づくのはあまりにも辛い。

※先程間違えて、一行だけ書いて送信してしまいました。失礼しました。

 
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