評価される読書感想文なんて書こうとするのがバカバカしいんだってことに気づけばアレほど楽なものはない。
どうバカバカしいのかは「読書感想文 コンクール」とかで調べて出てくる入賞作品をいくつか読めば分かる。
そこにあるのは「ワタシってカッコイイ文章書いてるでしょ」という気味の悪さだ。
ツイッターでフォロワー数が50もいないのに自分を面白いと勘違いしたオタクが、はやりの映画を見終わったあとに誰でも思いつくような感想を140文字×30ツイートぐらいに引き伸ばしてからトゥゲッターでセルフまとめしたような地獄がそこには広がっている。
どれでもいいから読んでみて欲しい。
きっとすぐに「(^_^;)アームリダー」となってしまうだろう。
人によっては一行目で既に読むのが無理になるかも知れない。
読書感想文という狂ったシステムがときには小学生にすらあんなものを書かせるに至ったと思うと、その絶望感だけで日本の教育への殺意が溢れ出しそうになる人だっているかも知れない。
それほどに気味が悪いものが次々出てくる。
読書感想文苦手マンの諸君、君たちは『こんなもの』が書きたいか?
私は嫌だ。
こんなものを書いて表彰状を貰ったらもう学校に何ていられないだろう。
きっと引きこもりになってオカルトグッズを注文してはクーリングオフしたりするだけの人生を送ってしまうだろう。
ただ普通に感想文を書いて、『てにをはが壊れてない文章を書く努力ができる』ことさえ証明すればそれでいいんだ。
よくわからん架空の評価軸をいくつも想定してそれに合わせようとするから苦しくなる。
ネットでコンクールの入賞作を見て、読書感想文の評価軸なんての結局『こんなもの』なんだなって、気づけば、きっと楽に書けるはずだ。
いやそんな問題じゃなくてさ 読んだ本の感想が「おもしろかった」以外に何も思いつかないのよマジで 指定された原稿用紙の量を埋められないんだよ まあそれで結局あらすじ書くこと...
嘘乙。たとえば「主人公はこうしたが私だったらこうする」などでいくらでも埋められる。
ええー… そんなこと考えながら本読まないから、そんな感想思い浮かばないよ
「私だったらクジャクヤママユは盗まなかったと思います。なぜならクジャクヤママユは貴重な蝶なので盗んでもすぐにばれると思うからです。」
自分もまさにこれだったんだけど、子供の頃って「好きなことを書けばいい」という言葉の本当の意味がわからなかったんだよね。 当時の自分は「あらゆる行動は原則的にやってはいけ...
そういう気付きってなかなかすごいことだなあと思う
うわお、素晴らしい。人生訓にするは。
ほへーと感心して、じゃあ俺も好きな漫画の感想文でも書いてみようかなあと思って、気が付いた 俺って、漫画とか本を読んでる時には、脳みそのリソース全部を読むことに使っちゃっ...