今は都内のITベンチャーで働いている。辞めてみて改めて今と公務員時代を対比すると面白かったので語りたい。結構リアルに書こうと思う。
①労働時間
公務員は言われているほどホワイトではないです。まあ、結構広まってきていると思いますが、私の場合一番忙しい時は平日は終電帰り、土曜日も出勤の時がありました。残業代は勿論全てつかないです。隣の席の人が倒れた時もありました。病んで休職している人も何人もいます。
今の会社は定時上がりです。
②給与
公務員の給与は安いです。大卒新卒で手取り18万くらいですかね。信じられないのが、東大、宮廷卒の人とか普通にいます。いいとこ出てこれは低すぎますよね。
③出世
公務員の出世の能力は何かって結構漠然としていると思うんですが、一言で言えばコミュ力です。人をまとめる能力や、調整力とかですかね。事務作業できてもあんま意味ないっすよ。
④時間の進み方
まあなんやかんやでこれが一番言いたかったんですが、公務員は20年時代から遅れていましたね。ITの世界に来て思いました。未だに紙、紙、紙です。FAXは超現役。データの受け渡しにCD使って歩いて渡しに行くとか普通にあります。上の階級の人たちがみんなお爺さんお婆さんなので、便利なものに疎いです。とにかく周知でも伺いでもなんでも紙に印刷してスタンプラリーです。この作業がなくなったら業務時間は半分で済むかと思いますね。
僕が辞めた身から言わせていただくと、公務員は今からなるのは辞めた方がいいです。これから先、どんどん便利な時代になって、公務員の仕事が残っているとは元公務員としたら考えられません。まず、40年は持たないと思います。で、定年前に不要と言われたらどうしますか?それが怖くて、僕は辞めました。公務員として転職活動で評価されることは皆無でしたので、何年勤めてもその能力が活きることはあまりないと思います。公務員は、定年まで勤められるから安泰、今まではそうだったかもしれません。でも、これからの時代は、お前不要と宣告される可能性が、少なくない確率であるとしたら、安易に安泰を目指して公務員になることはオススメしません。そこに安泰はないですから。
公務員クビないし成績とか気にしなくてもいいからラクでいいなと思う 上昇志向ないとりあえずひとりで生きてければいいって人にとっては だから自分にとっては公務員はなりたかった...
バブル崩壊後、リーマンショック後の就職先としてはよかったものの。