2019-08-13

労働者権利向上」が労働者の首を絞める

働き方改革」や「最低時給の上昇」、「有給休暇取得の義務化」等で労働者権利向上が叫ばれる昨今だけど、この風潮を労働者が手放しで喜んでいることにどうも違和感を感じる。

それ、結局労働者の首絞めてない?

労働者権利があがればあがるほど労働者雇用するリスクは増える。

その時経営者は何を考えるだろう。

当然、労働者を雇う際より会社にとって利益になる労働者を厳選する筈だ。

労働者一人一人にかかるコストが上昇するなら、当然労働者一人一人が上げなければいけない利益も上昇する。

それができない労働者を、経営者は雇うわけにはいかない。

今それができている労働者の中にも、今後労働者権利が向上し続ければ、自身が上げている利益自身にかかるコストが逆転してしま労働者が出現するだろう。

そうなれば経営者はその労働者をクビにするしかない。

また、そういった負債が増え続ければ、そもそも会社事業自体が経ち行かなくなる。

まり倒産だ。

するとどうなるか?

街に失業者が溢れかえってしまう。

そしてそのように自身にかかるコスト分の利益もあげられない者達は、当然再就職もままならない。

まあ「俺は利益上げてるし。無能いくらその辺でのたれ死のうとどうでもいいわ」みたいな人もいるだろう。

だが、現実人間はいくら職を失い再就職もできなかろうと、ゲームNPCのようにスーッと消えてくれるわけではない。

所謂世間を騒がしている「無敵の人」が大量に出来上がる。

治安はどんどんと悪くなっていくだろうね。

ていうかそもそもスキルあるけど現状に不満がある労働者なら、会社に掛け合って待遇改善して貰うか転職すればいいだけの話なんだよな。

わざわざ政策無能待遇底上げしたってしょうがねえじゃん。

そんなことしてるからマトモな経営者はどんどん苦しくなって廃業していき、なんとか法の抜け道を探しているブラック企業が横行するんだろうが、アホか。

無能にも働ける場所があった方がいいんだよ。

現状無能いくら働こうが得るものが少な過ぎて実質無敵の人状態っていうのは問題だけどね。

ただ十把一絡げに底上げすれば解決するってもんでもないでしょ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん