数週間前、邦ロックのCDを物色していると20代半ばの男に話しかけられた。(こちらも男)
音楽の趣味が合うわけではなかったが、ジャンルを広げる機会かと思い、年齢が近いこともあって連絡先を交換した。
飯に行かないかと誘われたのが今日、待ち合わせ場所に行くとその男に加え知らない高校生男もいた。
聞いたところ音楽友達だというが、話をしていても妙に違和感がある。
初めて会ったときはとても話が合うこともあって全く警戒していなかった。
今思うと話を合わせに来ていたのだと思う。
二人が待ち合わせ場所にいた時点で薄々察することとなったのだが。
当初自分はマルチの勧誘かと思っていたので論破してやろうと意気揚々だったのだが、意表をついて宗教の勧誘。
20代半ば男は自称IT系かついかにもV系聞いてますといった風貌。(IT系といっても口ぶりからして3,4次受けのSES企業だと思うが)
これは偏見だが宗教の勧誘をするのは、中年男性もしくは年齢問わず女性だと思っていたためかなり意外だった。
宗教の勧誘になった途端、高校生が目を爛々と光らせながら言葉を捲し立ててくるのに少し恐怖を感じた。
自分は宗教に勧誘されたのが初めてで、これが巷に聞くやつか、と楽しくなってしまい一通り話を聞いてしまった。
一通り聞いた後、(ぼくが考えた最強の)矛盾点を指摘、反論を受け、を飽きるまで繰り返した。
さっきと言ってたこと違うよね?とか指摘しても、後出しで適当言ってくるから論破もクソもなかった。
トイレとかで席を立つとついてくる。逃げないように見張ってるんだろう。
まだマルチとかならお金が欲しいとかだと思うが、彼らはそんな宗教に縋らなきゃいけないほど心が擦れていたのだろうか。
(もちろん宗教 = 絶対悪だと思ってはいないが、勧誘する宗教にいい印象を持っていないもので・・・)